相田みつをがAIになって登場、 ネスレ原宿「アイスクレマコーヒーで、ちょっと一息! AIだみつをカフェ」
ネスレ日本は7月4日から21日まで、「にんげんだもの」の言葉で有名な相田みつを氏の詩をAI(人工知能)で学習したキャラクター「AIだみつを」が、気持ちを前向きにしてくれるオリジナルの言葉を届けるサービスを提供する「アイスクレマコーヒーで、ちょっと一息! AIだみつをカフェ」をオープンしている。
店内には、同社が5月から特設サイト上で展開するデジタルサービス「アイスクレマコーヒーで、ちょっと一息! 声でココロ診断」のキャラクター「AIだみつを」の像を設置。ストレスを抱えた人が、「AIだみつを」が持つツボに向け、言いたくても言えないことや溜め込んだ愚痴を話すことで、「AIだみつを」が作成する、「咲くのは自分の意思だ」「あなたのいろがいい」などの“前向きになれる言葉”をモニター画面上で受け取ることができる。また、「アイスクレマコーヒー」(きめ細かい“クレマ=泡”がのったアイスコーヒー)に、その言葉が書かれたラテアートシートを浮かべたものを楽しめる。提供する「アイスクレマコーヒー」には、「ネスカフェ ゴールドブレンド ハンディ アイスクレマサーバー」を使用する。
オープンに先立ち開催した発表会で、ネスレ日本飲料事業本部液体飲料&ホワイトカップビジネス部の永田真一部長は、「“人々を前向きな気持ちにして、次の良いスタートのきっかけにしたい”というネスカフェのブランドコンセプトが、相田みつお氏の詩のイメージと合致したことから、今回の提携が実現した」などと説明。
ゲストとして「AIだみつを」のサービスを体験した相田みつを美術館の相田一人館長(相田みつを氏の長男)は、「父がなくなり28年、こんな形で再会できるとは驚いた」と笑みを見せた。
左=相田みつを美術館・相田一人館長、右=ネスレ日本・永田真一部長、後ろに「AIだみつを」像