ポッカサッポロ「おおいた日田の梨ソーダ」売上一部を寄付、日田梨の育成支援に
ポッカサッポロフード&ビバレッジは10月16日、大分県日田市の原田啓介市長を表敬訪問し、「おおいた日田の梨ソーダ」売上の一部を「日田梨の育成支援」として寄付することを表明した。
「おおいた日田の梨ソーダ」は9月7日に発売した商品で、日田盆地の寒暖差により甘く育った日田の梨を使用している。
訪問の冒頭では、ポッカサッポロフード&ビバレッジ・九州支社の青木一彦支社長が、「2019年9月より発売した“日田の梨ソーダ”に続き、2020年9月7日からは“おおいた日田の梨ソーダ”を全国で発売開始しました。おかげさまで出足は好調で、9月の実績は前年比150%となりました」と挨拶。
“おおいた日田の梨ソーダ”の開発担当である肥後亮氏は「2019年秋には、日田梨の生産者ご協力の下に、当社の開発担当者が収穫体験と“もぎたての梨の香り”を、器具を使用して採集し、その香りを調査・研究しました。今回発売する商品では、そうした研究を元に日田梨がもつみずみずしい爽やかな香りを炭酸飲料で表現しています」と、商品について説明した。
今回の訪問主旨である「日田梨の育成支援」については、価値創造飲料部の黒柳伸治部長から「原田市長はじめ日田市の皆様におかれましては、ここ近年続いております台風や豪雨に被災され、大変なご苦労をされたと拝察いたしますので、心より御見舞い申し上げます。異常気象が常態化しつつあり、天候被害が及ぶかは予測できない中、当社なりに日田梨を応援できることを検討し、日田梨に少しでもお役に立ちたいと思いから、“おおいた日田の梨ソーダ”売上の一部を“日田梨の育成支援”として表明することにしました」と伝えた。
その後、日田市の原田市長が「本日は、本当にありがとうございました。今後も産地としての使命を果たしていくべく、生産者及び行政と共に日田梨の安定供給、皆様のご期待に沿えるような品質を送り出していければと考えております」と述べた。