缶コーヒー「UCC BLACK無糖」25年ぶり値上げ、SOT缶・小容量紙パック12品で実質店頭価格6%〜16%上昇へ、2023年5月から/UCC上島珈琲
UCC上島珈琲は、5月1日出荷分から一部飲料商品の価格改定を実施する。
2月16日に発表したもの。同社の飲料商品の値上げは2022年10月以来だが「UCC BLACK無糖」(185g缶)の価格改定は、1998年4月以来、25年ぶり。値上げ対象は、SOT缶(ショート缶)、小容量紙パックの12品目。今回のメーカー出荷価格の改定で、小売店の実質店頭価格は約6%~16%の上昇を見込む。
「UCC BLACK無糖」(185g缶)は、現行価格115円が新価格125円(税抜)になる。
UCCは、継続的なコスト削減や生産性向上などの企業努力を重ねてきたものの、「原材料や包装資材、エネルギー価格の高騰が続いており、企業努力だけではコストアップを吸収することが困難な状況」のため、価格改定を実施することにしたとする。
同社は、「今後も引き続き、高品質でおいしいコーヒーをお届けできるよう、より一層の企業努力を続けてまいります。何卒ご理解の程、よろしくお願い申し上げます」などとしている。