「伊藤園 点(てん)」“お茶を点てる”コンセプトの喫茶、名古屋駅直上のJRセントラルタワーズ12階にオープン 

伊藤園は3月22日、喫茶形態の直営店の新たなコンセプトショップ「伊藤園 点(てん)」を、JR名古屋駅直上のJRセントラルタワーズ タワーズプラザ レストラン街 12階にオープンした。

「伊藤園 点」は、全国初の新コンセプトの茶寮(喫茶店)だ。“お茶を点てる”という行動から着想を得た「点」というキーワードを、シンボルデザインや店名にしている。

提供する商品は、ドリンクから日本茶スイーツまで幅広い。抹茶は、国産の“てん茶”(揉まずに乾燥させたお茶)のみを使用し、抹茶特有の旨み、甘みが楽しめる。また、ほうじ茶も“てん茶”を焙煎した“焙煎てん茶”を使用することで、香ばしい上品な味わいが楽しめる。

メニューは、ドリンクで「抹茶みるく」「ほうじ茶みるく」(ホット/アイス、レギュラーサイズ660円)のほか、ソフトクリームは「抹茶おぼれソフト」「ほうじ茶おぼれソフト」(レギュラーサイズ770円)などがある。

特徴は、無料でできるカスタマイズだ。ドリンクもソフトクリームも抹茶粉を並(1倍)、濃い(2倍)を指定できる。また、「抹茶みるく」は激濃(3倍)も選択できる。心ゆくまでお茶を楽しんでもらうねらいだ。

おいしい抹茶を点てるには、長年培った技術と経験が必要。人によっては仕上がりにバラつきが出るという。そこで今回の店舗では、バラつきがなく、いつでも品質の高いおいしさを提供するために、機械式の茶筅(ちゃせん)を新たに採用した。いつでも安定したきめの細かいクリーミーな泡立ちで提供するねらいだ。

また、今後は、名古屋の「餡子(あんこ)文化」に合わせた東海地方に根ざしたスイーツも提供していく予定だ。地元店舗とのコラボレーションも取り入れ、地域の利用者とのつながりを大切にしていくとしている。

伊藤園は現在、和カフェの「茶寮伊藤園」などのイートイン店舗を全国で17店舖展開している。原料から提供方法までこだわった「伊藤園 点」とともに、店舗でも国内外の人々にお茶を身近に感じてもらう考えだ。

【「伊藤園 点 JRセントラルタワーズ店」店舗概要】

◆所在地
愛知県名古屋市中村区名駅1丁目1番4号
JRセントラルタワーズ タワーズプラザ レストラン街 12階

◆営業時間
11:00～20:00(ラストオーダー19:30)