コカ・コーラ「環境広場ほっかいどう」にブース出展、循環型社会へ「ボトルtoボトル」訴求
北海道コカ・コーラボトリング社と日本コカ・コーラ社は4月15日と16日、札幌ドーム(北海道札幌市)で行われた「環境広場ほっかいどう 2023」に出展した。
「環境広場ほっかいどう 2023」はG7札幌 気候・エネルギー・環境大臣会合を記念したイベント。北海道知事と札幌市長、経産副大臣と環境副大臣らが出席し、脱炭素社会の実現に向けた「北海道・札幌宣言」を発表。会場には約160の企業や団体がブース出展を行った。
環境・SDGsゾーンには、食品・飲料企業でコカ・コーラシステムの2社と日本ハムが出展した。コカ・コーラブースでは、100%リサイクルPET商品の自動販売機を展示したほか、PETボトル回収機である(リバースベンディングマシン)を使い、来場者がPETボトルの回収体験できるコーナーなどを設けた。
15日にはコカ・コーラブースに札幌市の秋元克広市長も訪れ、北海道コカ・コーラボトリング社の佐々木康行社長らから100%リサイクルペットボトルの環境負荷削減効果や、コカ・コーラシステムの進めるリサイクルの取り組みについて説明を受けた。
出展の目的について、北海道コカ・コーラ社はペットボトルの水平リサイクルである「ボトル to ボトル」を通じ、循環型社会の実現へ向けた理解促進と周知を図ることを挙げる。多くの道民に、楽しみながら環境やSDGsに関心を持ってもらうとともに、機運醸成や環境に対する取り組みを加速するねらいだ。
コカ・コーラシステムは循環型社会の実現に向けて、全国の自治体、団体や取引先とともに、使用済みPETボトルを主体とする容器回収やリサイクルの啓発、「ボトル to ボトル」の推進に取り組んでおり、今回はその一環となっている。
なお、北海道コカ・コーラ社と日本コカ・コーラ社は同期間に、新千歳空港センタープラザでもPETボトルリサイクルを啓発する展示を行っている。