「コスタコーヒー」銀座に出店、フラッグシップの開店で認知拡大/双日ロイヤルカフェ、日本コカ・コーラ

(左から)金澤副社長、フィリープ・スカイエ社長、西尾社長、双日村井宏人常務
(左から)金澤副社長、フィリープ・スカイエ社長、西尾社長、双日村井宏人常務

双日ロイヤルカフェ(SRC)は10月6日、45カ国で展開するヨーロッパNo.1の店舗数を持つカフェブランド「コスタコーヒー」のフラッグシップ店「コスタコーヒー CURA 銀座店」(中央区銀座)をオープンした。8月に1号店を渋谷に、9月に2号店を大手町に開店したが、いずれもテイクアウトが中心だった。今回の店舗は初のイートインスタイルで、店舗面積約60坪、67席を設けている。

開店に先立ち、3日に行われた発表会には来日したコスタコーヒーのフィリープ・スカイエCEOが登壇し、同社の歴史を紹介。創業時から変わらない想いとして、「もっとたくさんの美味しいコーヒーを、もっと多くの人々へ」があると話すとともに、最新のグローバルコンセプト「Uplift(わくわくする、気分が上がる)」を説明した。

SRCの西尾真理子社長は、「1・2号店では、コスタコーヒーが日本にできて嬉しいという声をたくさんいただき、毎日通ってくださるリピーターの方もいらっしゃる。来春には2ケタ出店を目指す」とした。

「コスタコーヒー」ブランドは、日本においては、コカ・コーラシステムがトータルコーヒーブランドとして、1200を超える業務用ソリューションやPETボトルコーヒーなど、さまざまな形で展開している。

日本コカ・コーラ社でトータルコーヒーエンタープライズを統括する金澤博史副社長は、「さまざまな取り組みにより、コスタコーヒーは短期間に日本で高い人気を獲得できた。当社の調査では約8割の方が認知している。今春は家庭内のコーヒー需要に応えるホームカフェシリーズも導入した。そして、満を期してバリスタが手いれする本格コーヒーを楽しめるコスタのカフェがオープンする。コスタの“Uplift”の空間を感じていただきたい」と話した。

また、「コスタコーヒー」をマルチプラットフォームで展開する上で、非常に重要な店舗だと認識を示した。今後に向けては、「双日やSRCと協力しながら、コスタのブランド価値や高いコーヒー品質を、複数のプラットフォームを用いて、お客様に提供していきたい。最も愛されるマスプレミアムのトータルコーヒーブランドを目指す」と語った。

【コスタコーヒー CURA 銀座店の店舗概要】
▽住所=東京都中央区銀座五丁目12番6号
▽店舗面積=61.09坪
▽席数=67席(スタンドスペース含む)
▽営業時間・定休日=午前7時~午後10時、定休日なし

コスタコーヒー CURA 銀座店
コスタコーヒー CURA 銀座店
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発行:
昭和26年(1951年)3月1日
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