「コカ・コーラ」が表面に”100%リサイクルペットボトル”の文字を表示している理由
コカ・コーラシステムは、「100%リサイクルペットボトル」の文字をボトルの表面に表示した新パッケージデザインの「コカ・コーラ」(350mlPET、500mlPET、700mlPET)を、9月11日から全国発売している。
これは、9月19~25日に定められたSDGsの推進と達成に向けて意識を高める「SDGs週間」に合わせてスタートしているもの。
2021年より、「コカ・コーラ」(350mlPET、500mlPET、700mlPET)の容器は、1本あたりのCO2排出量を約60%削減する100%リサイクルPETを採用している。
これに加えて、これまでボトルの側面に表示していた「100%リサイクルペットボトル」の文字を表面にわかりやすく表示することで、より環境負荷の低い製品を選択しやすくするねらいだ。
日本コカ・コーラは、ここ数年で、サスティナビリティーに対する意識はますます高まり、消費行動にも大きく影響が出ているとする。
同社担当者は次のように語る。「”コカ・コーラ”がサスティナブルな製品であることをさらに多くの方に知っていただき、消費者の皆様が環境負荷の低い製品をより選択しやすいよう、この度”100%リサイクルペットボトル”の文字を表面にわかりやすく表示したパッケージに変更しました」。
「日本のコカ・コーラシステムは、2030年までに全てのPETボトルを100%サスティナブル素材へ切り替えることを目指しており、この新パッケージは私たちのサスティナビリティーへのコミットメントでもあります」。
ほかに、2023年2月から北海道で発売を開始した「い・ろ・は・す 天然水」表示シール付きラベルレスボトルと、5月に期間限定発売した「コカ・コーラ」表示シール付きラベルレスボトルを、9月18日から期間限定販売している。
日本のコカ・コーラシステムでは、2018年1月に発表した「容器の2030年ビジョン」に基づき、2030年までに全てのPETボトルを100%サスティナブル素材へ切り替えることを目指し、活動している。