味の素AGF「ブレンディ」などインスタントコーヒー25品値上げ、店頭価格20~25%上昇か、4月1日から
味の素AGFは1月10日、インスタントコーヒー(調整品含む)25品種の価格改定を実施すると発表した。
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値上げは4月1日の納品分から実施する。味の素AGFは、今回の価格改定による対象商品の店頭価格の上昇幅を、20~25%と推測しているという。
価格改定の対象商品は、「ブレンディ」瓶(80g)、「ブレンディ」袋(70g/140g/200g)のほか、「ちょっと贅沢な珈琲店」スペシャル・ブレンド瓶(80g)、「ちょっと贅沢な珈琲店」スペシャル・ブレンド袋(60g/120g/170g/200g〈通信販売限定〉)、「マキシム」瓶(80g)、「マキシム」袋(60g/120g/170g)など25品種。
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価格改定について、味の素AGFはコーヒー生豆相場の高騰、為替相場の円安傾向の継続に加え、エネルギー費・物流費の上昇も重なり、大きなコスト増加の要因となっているという。
味の素AGFは、「これまであらゆる取り組みを重ねることで価格の維持に努めてまいりましたが、企業努力だけではコスト上昇分を吸収することは極めて難しく、このたび商品の価格改定を実施します」
「これからも安全で高品質な商品をご提供すべく一層努力してまいります。何卒、ご理解を賜りますようよろしくお願い申し上げます」などとしている。