UCC上島珈琲が一部商品を価格改定、レギュラーコーヒー54アイテムを7月1日から、大型ペットボトル9アイテムを9月2日から、店頭価格は20~30%程度の上昇見込み
UCC上島珈琲は、7月1日出荷分から一部を除く家庭用レギュラーコーヒー製品、9月2日出荷分から大型ペットボトル飲料製品のメーカー出荷価格を改定する。4月24日に発表した。
対象商品は、家庭用レギュラーコーヒーの54アイテムと、「UCC職人の珈琲 無糖 900mlPET」など大型ペットボトル飲料製品の9アイテム。対象製品の例では、家庭用レギュラーコーヒーの「UCCゴールドスペシャル 炒り豆 スペシャルブレンド AP250g」(オープン価格)において、想定の店頭価格が648円から798円(税別)になる。小売店の実質店頭価格は、20~30%程度上昇する見込みという。併せて、業務用レギュラーコーヒーについても、納入価格を順次改訂するとしている。
UCCでは、今回の価格改定の要因について、高品質でおいしいコーヒーを安定して届けるために、コスト削減や生産性向上などの企業努力を重ねてきたが、依然としてコーヒー生豆国際相場・原材料や包装資材・物流費・エネルギー価格等は高騰している状況としている。また、為替相場の円安傾向継続の影響もあり、コストアップを吸収し続けることが困難になっているとした。
UCCは、「今後も引き続き、高品質でおいしいコーヒーをお届けできるよう、より一層の企業努力を続けてまいります」などとしている。