「三ツ矢サイダー」「カルピスウォーター」など231品を値上げ、10月1日出荷分から、改定率は+4~23%に/アサヒ飲料

アサヒ飲料 「三ツ矢サイダー」「カルピスウォーター」
アサヒ飲料 「三ツ矢サイダー」「カルピスウォーター」

アサヒ飲料は、10月1日出荷分から一部商品の価格を改定する。6月13日に発表した。

【関連記事】「ネスカフェ」ボトルコーヒー値上げ、「ネスカフェ ゴールドブレンド」は内容量増やし9月1日から、「ネスカフェ エクセラ」は内容量変えず10月1日から ネスレ日本

対象は、「三ツ矢」「カルピス」「十六茶」「おいしい水」などのブランドで、ペットボトル、コンク、ボトル缶、缶、リターナブル瓶、ワンウェイ瓶、紙パックなど231品。改定率は、メーカー希望小売価格を約4~23%引き上げる。

ペットボトル商品の「三ツ矢サイダー」(500ml)の希望小売価格は、税込173円が194円になり、「カルピスウォーター」(1.5L)は、税込432円が459円になる。

価格改定の背景について同社は、昨今の世界的な経済情勢により、各種原材料価格や容器包装資材、エネルギー価格に加えて、物流費などのコスト上昇が継続しているとする。

このような厳しい環境の中、高品質で安心・安全な商品を安定的に提供するため、事業活動全体でコスト削減や生産性の向上に努めてきたが、企業努力だけで吸収することが困難な状況のため、今回やむを得ず一部商品を対象に価格改定を実施するとしている。

アサヒ飲料は、「“社会の新たな価値を創造し、我々の『つなげる力』で発展させ、いちばん信頼される企業となる”というビジョンの実現に向けて、引き続き企業努力による効率化を進めるとともに、新たな価値を創造する高品質な商品・サービスの提供を行っていく」などとしている。

媒体情報

食品産業新聞

時代をリードする食品の総合紙

食品産業新聞

食品・食料に関する事件、事故が発生するたびに、消費者の食品及び食品業界に対する安心・安全への関心が高っています。また、日本の人口減少が現実のものとなる一方、食品企業や食料制度のグローバル化は急ピッチで進んでいます。さらに環境問題は食料の生産、流通、加工、消費に密接に関連していくことでしょう。食品産業新聞ではこうした日々変化する食品業界の動きや、業界が直面する問題をタイムリーに取り上げ、詳細に報道するとともに、解説、提言を行っております。

創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
主な読者:
食品メーカー、食品卸、食品量販店(スーパー、コンビニエンスストアなど)、商社、外食、行政機関など
発送:
東京、大阪の主要部は直配(当日朝配達)、その他地域は第3種郵便による配送
購読料:
3ヵ月=本体価格12,000円+税6ヵ月=本体価格23,000円+税1年=本体価格44,000円+税