「ポカリスエット」「オロナミンC」など計20アイテム値上げ、11月1日納品分から/大塚製薬

大塚製薬 「ポカリスエット」
大塚製薬 「ポカリスエット」

大塚製薬は、2024年11月1日納品分から飲料製品の価格改定を行う。7月16日に発表した。「ポカリスエット」(500mlPET)は税抜150円が170円に、「オロナミンCドリンク」(120ml瓶)は税抜120円が135円になる。

大塚製薬 「オロナミンC」
大塚製薬 「オロナミンC」

【関連記事】「三ツ矢サイダー」「カルピスウォーター」など231品を値上げ、10月1日出荷分から、改定率は+4~23%に/アサヒ飲料

具体的な対象商品は、「ポカリスエット」、「ポカリスエット イオンウォーター」、「エネルゲン」、「ボディメンテ ドリンク」、「オロナミンCドリンク」ブランドで、計20アイテム。

価格改定率は、ブランドごとに異なり、「ポカリスエット」と「ポカリスエット イオンウォーター」が+8.8%~18.2%。「エネルゲン」が+13.3%、「ボディメンテ ドリンク」が+13.6%、「オロナミンCドリンク」が+12.5%となっている。

大塚製薬は、価格改定の理由について、これまで生産効率の向上や経営の合理化等を行い、製品の安定供給に努めてきたものの、原材料費やエネルギーコストの高騰等、企業努力だけでは現行価格を維持することが困難な状況となっており、価格改定を実施することになったとする。

同社は、「今後もOtsuka-people creating new products for better health worldwideの企業理念のもと、人々の健康維持・増進に貢献する安心・安全で高品質な製品を提供できるよう取り組んでまいります」などとしている。

媒体情報

食品産業新聞

時代をリードする食品の総合紙

食品産業新聞

食品・食料に関する事件、事故が発生するたびに、消費者の食品及び食品業界に対する安心・安全への関心が高っています。また、日本の人口減少が現実のものとなる一方、食品企業や食料制度のグローバル化は急ピッチで進んでいます。さらに環境問題は食料の生産、流通、加工、消費に密接に関連していくことでしょう。食品産業新聞ではこうした日々変化する食品業界の動きや、業界が直面する問題をタイムリーに取り上げ、詳細に報道するとともに、解説、提言を行っております。

創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
主な読者:
食品メーカー、食品卸、食品量販店(スーパー、コンビニエンスストアなど)、商社、外食、行政機関など
発送:
東京、大阪の主要部は直配(当日朝配達)、その他地域は第3種郵便による配送
購読料:
3ヵ月=本体価格12,000円+税6ヵ月=本体価格23,000円+税1年=本体価格44,000円+税