ポッカサッポロ「北海道コーン茶」が販売好調、前年比194%の成長
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ポッカサッポロフード&ビバレッジが販売する「北海道コーン茶」シリーズが、2024年度に前年比194%と大幅に売り上げを伸ばした。2022年度と比べると約3倍に拡大している。背景には、無糖なのに“甘香ばしい” 独自の味わいと、飲用シーンの拡大がある。
〈“甘香ばしい” 味わいが支持を集める〉
「北海道コーン茶」は、北海道産の契約栽培とうもろこしを使用し、粒のまま丁寧に焙煎することで、甘く香ばしい味わいを実現したカフェインゼロの茶系飲料。2021年3月に発売された。
近年、茶系飲料市場は多様化しているが、クックパッドの「食トレンド予測2024」にも登場するなど、“とうもろこし”の持つ自然な甘さに注目が集まっている。同製品は、“とうもろこし”の素材の甘香ばしさや、カフェインゼロの商品特徴に対して、20~30代を中心に評価され、幅広い世代からの支持を得ている。
〈275mlの小型ペット導入と業務用販売が追い風〉
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同社は2024年には275mlの小型ペットボトルを発売。ホット・コールドのどちらでも楽しめることから、手軽に試しやすい形となった。
また、業務用ルートでの販売促進も強化。飲食店での取り扱いが増えたことで、外食シーンでの認知も拡大した。
カフェインゼロのため、食事中だけでなく仕事中や作業中、就寝前など、幅広いシーンで親しまれている。
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実際に飲んだ消費者からは、『香ばしさ』や『飲みやすさ』に対して、同社によると以下のような声が寄せられているという。
「コーンの甘い風味が気に入っています」(20代女性)、「スッキリしていて、あっさり美味しい」(50代男性)、「変な甘さがなく、香ばしくて美味しい」(70代以上女性)、「自販機で冷えていても香りが良いのが驚き」(30代女性)、「病院帰りに飲むとホッとする」(50代女性)
ポッカサッポロフード&ビバレッジは、2025年も「北海道コーン茶」を通じて、より多くの消費者ニーズに応えていく考えだ。