「ミニッツメイド」紙パック3製品を値上げ、上昇率はプラス25%、5月1日納品分から/コカ・コーラ ボトラーズジャパン

コカ・コーラ ボトラーズジャパンは、果汁製品の「ミニッツメイド」紙パック3製品について、5月1日出荷分より価格改定を実施する。2月18日に発表した。
具体的には、「ミニッツメイド オレンジ」(1000ml紙パック)が現行の300円から375円(税別)になる。「ミニッツメイド アップル」と「ミニッツメイド ピンクグレープフルーツ」(1000ml紙パック)は280円から350円になる(税別)。改定率はいずれもプラス25%。
コカ・コーラ ボトラーズジャパンは今回の価格改定について、原材料、資材、エネルギー価格の高騰や為替相場の変動による影響が長期化していることを背景に、事業活動にかかるコストは上昇傾向が続いている中、製造・オペレーションの効率化や経費削減などに最大限に努めたものの事業への影響を企業努力のみで吸収することが困難な状況になったとする。
同社は、「このような状況を受け、この度、一部の製品について、改めて価格改定を実施することといたしました。今後も、企業努力による効率化や経費削減をより一層進めるとともに、みなさまに安全・安心で付加価値の高い製品を提供してまいります。何卒ご理解を賜りますようお願い申し上げます」などとしている。
他社ブランドでは、キリンビバレッジが4月1日から「トロピカーナ」などの紙容器の一部製品で7~29%の価格改定を行うことを発表している。