「サントリー天然水」「クラフトボス」「伊右衛門」など10月から234品価格改定、ペットボトルは最大25%値上げ/サントリー食品インターナショナル

サントリー食品インターナショナルは、2025年10月1日出荷分より、日本国内で販売するペットボトル、缶、瓶製品の価格改定を実施する。4月24日に発表した。
対象は、「サントリー天然水」「クラフトボス」「伊右衛門」など、同社の主要ブランドを含むペットボトル・缶・瓶入り製品。改定率は、ペットボトル製品で6%~25%、缶製品では10%~24%など。
改定後の具体的な価格は、「サントリー天然水」(550mlPET)が170円から190円に、「サントリー天然水」(2LPET)が330円から360円に、「サントリー天然水 きりっと果実 オレンジ&マンゴー」(600mlPET)が200円から220円になる。コーヒーは、「クラフトボス ブラック」(500mlPET)が200円から240円に、「ボス レインボーマウンテンブレンド」(185g缶)が140円から165円になる。緑茶飲料は、「伊右衛門」(600mlPET)が180円から200円に、トクホの「伊右衛門 特茶」(500mlPET)は170円から180円になる(いずれも税抜)。
今回の価格改定について同社は、「日本経済が物価上昇局面にあるなか、当社においても製造コストならびに物流コスト等の水準が上昇しており、コストアップを吸収し続けることが困難な状況になっているため、下記のとおり価格を改定させていただきます」とする。
また、「技術革新や生産性向上などの取り組みを続け、安全・安心で高品質かつ新たな価値を持つ商品を通じて、お客様に潤い豊かな生活を提供していきます」などとしている。
なお、コカ・コーラボトラーズジャパンも4月22日に展開する大部分の製品の価格改定を発表している。