ローソン“ホットミルク半額”初日は「給食用牛乳11万本分」販売、乳牛の飼育地で多く消費
ローソンは3月9日から20日まで、新型コロナウイルス拡大防止による全国の小中学校の一斉休校に伴い、給食用の牛乳が販路を失っていることを受け、「マチカフェ」ブランドの「ホットミルク」(税込み130円)を半額の65円で、「カフェラテ」(150円)を30円引きの120円で販売している。
ローソン広報室によると、初日の販売量は、給食用の200mlパックで約11万本相当(1Lパック換算で約22,000本分)で、前週(3月2日~8日)平均販売数の10倍を超えた。
都道府県別の販売数ベスト10は以下の通り、
〈1位〉茨城県
〈2位〉福島県
〈3位〉東京都
〈4位〉栃木県
〈5位〉宮城県
〈6位〉佐賀県
〈7位〉北海道
〈8位〉千葉県
〈9位〉群馬県
〈10位〉熊本県
―――となり、多くは乳用牛の飼育頭数上位の都道府県だった。1位の茨城県の販売数は全国平均販売数の約1.5倍に当たる。
ローソン広報室は、「20~40代女性が約50%と、お子様へご購入いただいているのではないかと思われます」としている。
なお、ローソンは小学校の休校によって、子どもたちの滞在時間が長くなる全国の学童保育施設に、おにぎりの無償提供も行っている。当初予定は3万個だったが、募集期間の申し込み全件に対応することを決定し、最終的な提供数量は総計38万6288個を予定している。