阪急阪神百貨店が冷凍ケーキの全国宅配スタート、人気ブランド“アンリ・シャルパンティエ”の「フォレ・フレーズ」「ザッハ・トルテ」など
阪急百貨店の公式通販サイト「HANKYU E-STORES」で受注販売する。第1弾として、兵庫県芦屋市に本店を構える「アンリ・シャルパンティエ」のパティシエ、西山未来氏が監修するホールケーキ5種類「フォレ・フレーズ」「ザッハ・トルテ」「ベリーベリータルト」「カランデール・ルージュ」「和栗のモンブランタルト」が登場する。取り扱いブランドは順次拡大し、2021年度内に10ブランド30種類のラインアップを予定している。
「CAKE LINK」アンリ・シャルパンティエ「ザッハ・トルテ」「ベリーベリータルト」「カランデール・ルージュ」「和栗のモンブランタルト」
9月24日開催のオンライン会見で、同事業を担当する橋本政人氏は「クオリティの高いケーキを開発した。新しいギフトマーケットを創出する」と意気込んだ。
同社の阪急うめだ本店(大阪市北区)は2019年10月から生ホールケーキの宅配サービスを大阪市、豊中市、吹田市など地域限定で展開している。コロナ禍の影響もあり、ハレの日や記念日などの自宅用、ギフト用で利用する人が増えているという。
「生ケーキ宅配の現在の売り上げはサービス開始時期と比べて約5倍、コロナ前との比較で約2倍に拡大した。写真映えするケーキが好評。3~4割がギフト用」(橋本氏)。「遠くの家族や友人にも百貨店のケーキを贈りたい」「行くのは難しいけど百貨店のケーキを食べたい」という要望に応えるため新サービスを展開し、好調な宅配ケーキの更なる事業拡大を図る。メーンターゲットは30~40代を中心とした子育て世代。
ブランドの監修のもと、商品企画を行い、菓子製造の協力会社が製造する。橋本氏は「冷凍ケーキをおいしくつくる素材、配合、下ごしらえ・加工がポイント。生のケーキとそん色ないクオリティ」と胸を張った。
西山氏は「アンリのショートケーキはスポンジが命。試行錯誤して商品を完成させた」と話した。
阪急阪神百貨店・橋本政人氏、「アンリ・シャルパンティエ」パティシエ・西山未来氏
〈阪急阪神百貨店2020年10月1日発売「CAKE LINK」第1弾商品概要(税込価格)〉
・「フォレ・フレーズ」
4号(直径12.6cm×高さ7.5cm) 4860円
5号(直径15.8cm×高さ7.5cm) 5832円
・「ザッハ・トルテ」
4号(直径11.6cm×高さ7.5cm) 3996円
5号(直径14.9cm×高さ7.5cm) 4536円
・「ベリーベリータルト」
4号(直径12.0cm×高さ6.5cm) 3996円
5号(直径15.0cm×高さ6.5cm) 4536円
・「カランデール・ルージュ」
5号(直径15.0cm×高さ7.5cm) 4860円
・「和栗のモンブランタルト」
4号(直径12.0cm×高さ10.2cm) 4860円
5号(直径15.0cm×高さ10.2cm) 5940円
※各ケーキの賞味期限は到着後2週間、消費期限は解凍後24時間。送料は一律990円(一部離島を除く)。
◆阪急百貨店公式通販「HANKYU E-STORES」冷凍ケーキ「CAKE LINK」
https://web.hh-online.jp/hankyu-food/special.html?fkey=fdfc