「ファミマ・ザ・メロンパン」「ファミマ・ザ・カレーパン」発売、半年がかりの試行錯誤でリニューアル、ファミリーマート40周年「40のいいこと!?」チャレンジで

ファミリーマート「ファミマ・ザ・メロンパン」「ファミマ・ザ・カレーパン」
ファミリーマートは3月23日、「ファミマ・ザ・メロンパン」と「ファミマ・ザ・カレーパン」を発売する。

2021年9月に創立40周年を迎える「ファミリーマート」では、40周年に向け「40のいいこと!?」チャレンジを実施する、その1つとして、人気の定番商品“メロンパン”“カレーパン”をリニューアルする。構想から発売まで何度も試作を繰り返しながら約半年かけて作り上げており、定冠詞の”ザ”を付け、ファミリーマートの新定番・パンの顔を目指す。

「ファミマ・ザ・メロンパン」(税込118円)は、製法を見直し、水分の吸収を抑える方法で作ることで、従来より硬くサックリと焼き上げた。また、表面の網目の大きさは、今までの約15mmから約23mmに変更。網目を大きくすることで凸凹感がより明確になり、食感が良くなったという。

表面のビスケット生地には、バターの産地として定評のあるフランス・ノルマンディー産の発酵バターを配合し、香りのよさを追求。隠し味にレモン果汁を加えることで、発酵バターの香りと相まって焼き菓子のような味わいを感じられるよう仕上げた。

中のパン生地には、「長時間発酵の中種」と「パネトーネ種」を配合しており、水分を多く抱き込み、しっとり感が持続する仕立てとした。サクサクの表面との食感のコントラストを楽しめるという。

ファミリーマート「ファミマ・ザ・メロンパン」

ファミリーマート「ファミマ・ザ・メロンパン」

「ファミマ・ザ・カレーパン」(税込130円)の中身は欧風カレー。炒めた牛肉や玉ねぎに、隠し味として赤ワインを使用して風味を加えている。果実ペーストにより果実の自然な甘みが感じられる、味わい深い欧風カレーに仕上げた。
 
花椒やシナモン、クローブといったスパイスを後入れし、香りにも食欲をそそるという。ドーナツ生地には国産小麦粉を配合し、“もっちり食感の食べ応えのある”食感を実現した。

ファミリーマート「ファミマ・ザ・カレーパン」

ファミリーマート「ファミマ・ザ・カレーパン」

なお、ファミリーマートは1978年に当時の西友ストアーがフランチャイズシステムによるコンビニエンスストア事業を開始したのがはじまり。1981年8月に、前身となる株式会社ジョナスが西友ストアーから営業と資産の譲渡を受け、商号を株式会社ファミリーマートに変更し事業を開始した。