ローソン「スティックおにぎり」チキン南蛮・だし香るひれかつ発売、触らず食べやすい“アフター・ニューノーマル対応おにぎり”
コロナ禍を背景として、ローソンではこれまで求められてきた“ニューノーマル”への対応を土台に、より「健康」「環境配慮」「生活応援」の要素を付加した“アフター・ニューノーマル”な商品の開発を進めている。
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今回の「スティックおにぎり」も、その取り組みの一環として開発したものだ。フィルムをはがしながら食べ進めることで、直接手を触れることなく食べられる。具材は商品の両端まで詰まっており、通常のおにぎりとは異なり、一口目から最後まで楽しめる。ローソンによると、リモートワークの中、忙しいときでも手軽に食べられる商品を作りたいとの想いがあったという。
ローソン「スティックおにぎり」開け方
「スティックおにぎり チキン南蛮」は、南蛮たれに漬け込んだ「チキン」に「タルタルソース」を添えた。ご飯は、鶏肉・牛肉・玉ねぎなどからとったブイヨンで炊き、パセリを加えた洋風のだしご飯を使用した。
「スティックおにぎり だし香るひれかつ」は、甘じょっぱいたれをしみ込ませた「ヒレカツ」「玉ねぎ」を具にしている。ご飯は、かつおだしを加えた醤油ベースのだしで炊き上げた。
ローソン「スティックおにぎり だし香るひれかつ」
ローソンは「スティックおにぎり」に続き、今後も“アフター・ニューノーマル”対応商品を投入予定だ。
4月20日発売の「乳酸菌入り にんじんと枝豆のサラダ」(税込148円)は、“シールド乳酸菌”を100億個配合。感染予防の観点や、テレワーク拡大・外出自粛による運動不足などから「健康」への意識が高まっていることを受けて開発したものだ。
さらに、4月27日に発売する「冷凍デザート」シリーズは、外出自粛によるまとめ買いの増加を受けて開発。長期間保存でき、解凍不要のため、いつでも手軽に食べられる。ラインアップは「アップルパイ」「ティラミス」「ドライフルーツとナッツのカッサータ」(各税込399円)。
ローソン「アップルパイ」「ティラミス」「ドライフルーツとナッツのカッサータ」
ローソンによると、2020年3月から2021年2月末までの期間、冷凍食品の売上高は前年同時期の売上高に対して約1割伸長しているという。コロナ禍によって変化した生活環境の中、消費者に求められる商品も移り変わっている。ローソンは今後も、“アフター・ニューノーマル”対応商品の開発を進めていく意向だ。