インフォマート「BtoBプラットフォーム」、企業間商取引の電子化で業務効率を“飛躍的に”向上

第51回食品産業技術功労賞 資材・機器・システム部門
インフォマートが提供するBtoBプラットフォームは、企業間の商取引を電子化して、従来の商取引を変革するサービス。

「受発注」は食品業界向けに2003年に発売開始。商品の売り手と買い手を結びつけ、日々の発注業務〜請求確定まで一元管理が可能。「規格書」は2005年にリリース。食品業界で流通する規格書・成分表示を統一化し、作成・更新・共有をWeb上で実施でき、アレルギー管理や原産国管理をクラウド管理して、安全・安心の意識向上に貢献する。

これまでの商取引では、得意先や仕入れ先が複数あれば、企業ごとバラバラのフォーマットで発注書や納品書、請求書など紙のやり取りが発生し、書類の入力、照合、保管にかなりの業務負荷がかかっていたが、その無駄を無くし業務効率を飛躍的に高めた。

「受発注」の利用企業数は4万3048社。買い手(外食産業、ホテル、給食など)3360社、売り手(卸、メーカー)3万9688社。「規格書」の利用企業数1万80社。買い手(外食産業、ホテル、給食など)865社、卸707社、メーカー8508社と、食品業界の利用比率が高い。

〈食品産業新聞 2021年12月8日付より〉