ローソンストア100「100円おせち」2023発売、酢だこ・里いも煮・白梅ようかん・伊達焼など追加で“過去最多”45種類

2023年向け「100円おせち」全45種類使用例(税込4860円相当)/ローソンストア100
2023年向け「100円おせち」全45種類使用例(税込4860円相当)/ローソンストア100

ローソンストア100は12月25日、2023年正月向け「100円おせち」を全国の店舗で発売した。

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ローソンストア100の「100円おせち」は、おせちの定番であるかまぼこ、伊達巻、昆布巻、栗きんとん、黒豆などを、食べきりサイズ税込108円で販売する商品。2012年の正月向けに初登場し、単身・少人数家庭での利用や、購入されたおせちセットに買い足したい、好きなものだけを好きなだけ食べたいなどのニーズに応えてきた。前回の2022年正月向けは過去最高となる約300万食の販売を記録し、累計販売数は約1200万食を達成している。

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2023年正月向けの「100円おせち」では、要望の多かった『海産物』、初の『和菓子』、『ご当地おせち』など、計8品を追加した、史上最多の全45種類で展開する。全種類を使用しても税込4860円でおせちが完成する。さらに、昨年好評だった、おせちを無駄なく活用する「#リメイクおせち」も4種レシピを追加して公開、「栗きんとんちチーズクリームのカヌレ」「おせちピザ」「おせちパエリア」などを紹介している。

今回のラインアップで新登場する「100円おせち」8種類は、「酢だこ」「小肌の酢漬」「里いも煮」「しいたけ煮」「伊達焼」「白海老だし巻きたまご」「市松ようかん」「白梅ようかん(はくばいようかん)」。

海産物「酢だこ」「小肌の酢漬」は、コロナの影響等で飲食店で使われるたこ・小肌の余剰品があることが分かったことから、100円おせち用に確保し100円を実現。酢だこは、鮮やかな赤と白で縁起が良いとされる具材。小肌は出世魚なので「立身出世」を願う縁起物とされている。さっぱりと食べやすく、お酒とも相性がよいという。

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「里いも煮」「しいたけ煮」は、鍋で煮込んで味をしっかり入れてからパックするので、味が染みた美味しい煮物ができるのが特徴。ローソンストア100の人気シリーズ「100円おでん」のこんにゃく・がんも・定番の豆腐などで取引のあるメーカーで生産を依頼し、まとめて発注することで100円を実現した。

「伊達焼」は、関西では馴染みのある具材。「伊達巻」より固めの食感で甘みが強いのが特徴だ。今回は、関西の有名メーカー「別寅(べっとら)」にコンタクトをとり、ご当地おせちとして「100円おせち」向け商品を開発した。

「白海老だし巻きたまご」は、白海老の風味が香る上品な味わいに仕上げた具材。100円おせちの「厚焼きたまご」を製造しているメーカーが、富山に工場を持っていることがきっかけで生まれた。富山は「白海老」が有名で、高級な白海老のだしを玉子焼きに入れるという話を聞き、100円おせち用に商品化したという。

「市松ようかん」「白梅ようかん(はくばいようかん)」は、100円おせち初登場の『和菓子』。百貨店の高級おせち重などの「飾りようかん」も手掛ける、新潟の和菓子メーカー「正和」で製造が実現した。市松ようかんは彩りとしても映えるよう2色の餡を使用。白梅ようかんは、干支であるうさぎを飾り、見た目も華やかに仕上げた。「飾りようかん」が得意なメーカーだからこそ、手が込んだデザインでも100円を実現している。

ローソンストア100の2023年正月向け「100円おせち」全45品のラインアップは以下の通り。

〈ローソンストア100「100円おせち」2023年正月向け全45品〉

・白海老だし巻きたまご
・酢だこ
・小肌の酢漬
・伊達焼
・しいたけ煮
・里いも煮
・市松ようかん
・白梅ようかん
・のどぐろ蒲
・ふぐ蒲
・御蒲鉾 赤板
・御蒲鉾 白板
・御蒲鉾 紅白(鯛入り)
・伊達巻
・寿なると
・寿なると 赤
・厚焼きたまご
・つぶつぶ栗きんとん
・栗甘露煮
・味付け帆立
・北海道産黒豆
・鰊昆布巻
・鮭昆布巻
・一口鰊昆布巻
・たけのこ煮
・味付けごぼう
・棒鱈甘露煮
・味付けあわび
・わかさぎ
・あさり
・えび甘露煮
・くるみ甘露煮
・田作り
・長呂儀
・お煮しめ
・炙り焼き合鴨スライス
・数の子松前
・いか明太
・いか黄金
・つぶ貝わさび
・ほたてわさびクルミ入り
・山海漬
・味付け数の子
・なます漬
・切り千枚漬

◆ローソンストア100「100円おせち」特設ページ

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創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
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