イオン低利用魚活用「トップバリュ モッタイナイお魚シリーズ」5種発売、卵を取った後の“沖ボラ”の身を使用の「ボラかつ」や「焼くだけ」の切り身4種
イオンは10月20日、「イオン」「イオンスタイル」360店舗で、加工しづらいサイズや意図せずに漁獲したなどの理由で廃棄されやすい「低利用魚」をおいしく食べられるように工夫した「トップバリュ モッタイナイお魚シリーズ」第2弾の「ボラかつ」と「焼くだけ簡単ラクラクさかな」4種の5品目を発売した。
イオンは今年4月に、低利用魚を活用する「モッタイナイお魚シリーズ」第1弾を発売していた。第2弾ではより手軽に食べられる揚げ物の「ボラかつ」を企画、開発したという。また、「焼くだけ簡単ラクラクさかな」は、漁獲時に意図せず水揚げされた“ボウズキンポ”と“ナガメヌケ”で、それぞれ2種の味付けを発売した。
発売は、関東・北陸信越・東海・近畿・中四国エリアの店舗。一部取り扱いのない店舗がある。時期によっては、品揃えは異なる。まれに皮の一部や骨が残っている場合がある。単品で購入した際は、税込価格は小数点以下が切り捨てになる。
◆「ボラかつ」
「トップバリュ モッタイナイお魚シリーズ ボラかつ」、100g当たり税込235.44円。ボラの卵はからすみの原料として使われるが、身は臭みがあるというイメージから国内では食べるのが“敬遠”されがちだという。からすみの原料となる卵を取った後のボラの身を使用している。宮崎県の日向灘沖で獲れた、“臭みが少なく”脂ののった“沖ボラ”。“甘辛い”バーベキューソースで味付けし、ナゲットのような食感。
◆「トップバリュ モッタイナイお魚シリーズ 焼くだけ簡単ラクラクさかな」
規格は2切、税込429.84円。発売はボウズキンポ2種類とナガメヌケ2種類、いずれもアメリカ産。
ボウズキンポは、アカウオやカレイ、ホッケを優先的に漁獲している船で、合わせて獲れるボウズキンポを使用している。ボウズキンポは脂のりがよく“ふんわり柔らかな食感”。発売するのは、「ボウズキンポステーキ 柚子味噌味」「ボウズキンポステーキ レモンペッパー味」。
ナガメヌケは、アカウオやギンダラを優先的に漁獲している船で、合わせて獲れるナガメヌケを使用している。白身で“くせがない”ナガメヌケを洋風ソースで味付けした。発売するのは、「ナガメヌケステーキ バジルソース味」「ナガメヌケステーキ レモンペッパー味」。