ローソン「濃いお抹茶ロールケーキ」「お抹茶クロワッサンロール」など6種の抹茶商品を発売、京都「森半」の茶師がブレンドした宇治抹茶を使用
ローソンは5月28日から、京都・宇治の老舗お茶ブランド「森半(もりはん)」監修の宇治抹茶を使ったデザートや飲料など計6品を発売する。
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それぞれの商品には「森半」の茶師がブレンドしたオリジナルの宇治抹茶を使用。全国の「ローソン」13,966店(4月末時点)で取り扱う。「ローソンストア100」では販売しない。
「森半」は、1836年に京都・宇治で創業した老舗お茶ブランド。スイーツやパン向けの抹茶のほか、リーフ茶やティーバッグ・茶道の茶なども製造・販売している。ローソンでは2022年から「森半」監修商品を販売しており、これまでにスイーツ・ベーカリーなど計13品を展開。累計販売数は1,100万個以上にのぼり、主に40~50代の女性に好評だという。
2024年の「森半」監修商品はデザート3品、ベーカリー2品、チルド飲料1品を取りそろえる。
〈Uchi Café×森半 スイーツ3種類(価格表記はすべて税込)/ローソン〉
デザートは、Uchi Café×森半「濃いお抹茶ロールケーキ(お抹茶ソース入り)」「濃いお抹茶どらもっち」「濃いお抹茶大福みたいなパンケーキ」。
◆Uchi Café×森半 濃いお抹茶ロールケーキ(お抹茶ソース入り)(268円)※沖縄では価格が異なる
しっとりとした口どけの良い宇治抹茶のスポンジ生地と、宇治抹茶の渋みやコクを感じられるという、抹茶クリームのロールケーキ。抹茶クリームの間には、宇治抹茶ソースの層がある。スポンジ生地、クリーム、ソースのそれぞれに「森半」の茶師がブレンドしたオリジナルの宇治抹茶を使用。
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◆Uchi Café×森半 濃いお抹茶どらもっち(246円)
「森半」の茶師がブレンドした宇治抹茶を使ったホイップクリームと宇治抹茶ペーストを、もちもちとした生地に閉じ込めている。ただ苦い抹茶ではなく、香りと旨みがしっかりと味わえるという。
◆Uchi Café×森半 濃いお抹茶大福みたいなパンケーキ(322円)※沖縄では販売しない
抹茶大福を再現したスイーツ。湯煎焼きでふわふわ食感に焼き上げたパンケーキ生地に、粒あんと抹茶クリーム、もちもち食感の求肥をのせ、抹茶パウダーをかけている。「森半」の茶師がブレンドした宇治抹茶をクリームとパウダーに使用。
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〈「森半」監修のパン「お抹茶クロワッサンロール」「お抹茶ホイップあんぱん」〉
「森半」監修のパンは2種類。「森半 お抹茶クロワッサンロール」192円、「森半 お抹茶ホイップあんぱん」160円。
◆森半 お抹茶クロワッサンロール(192円)※沖縄では価格が異なる
丸いクロワッサン生地に“上品な味わい”の抹茶ホイップクリームを入れ、抹茶コーティングをかけた新感覚のクロワッサン。「森半」の茶師がブレンドした宇治抹茶を、ホイップクリームとコーティングに使用。
◆森半 お抹茶ホイップあんぱん(160円)※沖縄では価格が異なる
「森半」の茶師がブレンドした宇治抹茶を、ホイップクリームとパン生地に使ったあんぱん。抹茶を練りこんだパン生地の中に、甘さを抑えた粒あんと、“抹茶の旨みとコクのある”ホイップクリームを入れている。生地の天面には黒ゴマをのせ、味と食感にアクセントをつけた。
〈飲料「森半 抹茶ラテ 200ml」218円/ローソン〉
「森半 抹茶ラテ 200ml」は、深蒸し緑茶を冷たいミルクに浸け込んでじっくりと抽出し、「森半」の茶師がブレンドしたオリジナルの宇治抹茶を加えた抹茶ラテ。本格的な抹茶の風味とミルクのやさしい味わいを楽しめるという。なお、ローソンのチルド飲料を「森半」が監修するのは初めて。
ローソンによると、近年、日本の緑茶が世界的に人気となっている。海外での健康志向や日本食ブームを背景に、2023年度の日本の緑茶の輸出額は約292億円と過去最高となり、そのうち約6割が抹茶を含む粉末の緑茶となっている(出典:財務省貿易統計)。ローソンでも抹茶を使ったスイーツ・ベーカリー商品は、2019年と2023年を比較すると取扱品目数は19品から33品に拡大し、売上高は約2.5倍に伸長しているという。