外れにくく開けやすいプラスチック食品包装容器「強嵌合(キョウカンゴウ)」シリーズ展開/シーピー化成
「強嵌合」は、外れにくく開けやすい機能を備えたプラスチック食品包装容器だ。売り場や輸送時に開蓋トラブルが起きにくい嵌合機能が最大の特徴。
現在、13シリーズ・616アイテムの豊富なバリエーションを取り揃え、米飯や寿司、丼重、オードブルなどに対応する製品を展開している。年間販売枚数は本体・蓋セットで約6000万枚に及ぶ。
従来の製品では、蓋が外れないよう本体と蓋をテープで留める必要があった。テープ留め工程は作業現場で負担となり、人手不足が深刻化するなか効率化が課題となっていた。購入者にとっても、テープ留めは開蓋時に手間を要した。
「強嵌合」はこれらの課題を解決した。ノンテープで外れにくく、かつ開けやすい。製造現場の時短、効率化にも寄与する。作業時間は1日1店舗あたり44分削減可能。経費削減効果は人件費、テープ代等で年間35万円程度が見込める。月1万パック、テープ2カ所留め10秒、1カ所5cm、時給850円で試算。
〈食品産業新聞 2019年12月2日付より〉