大型複合施設EXPOCITY開業、「体験」テーマに集客図る
三井不動産は11月19日、大阪府吹田市のエキスポランド跡地に大型複合施設「EXPOCITY」をオープンした。同地は、1970年に日本万国博覧会(EXPO‘70)が開催された場所。年間の来場者数は1700万人と、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンを上回る集客を想定している。〝体験〟がテーマの8つのエンターテインメント施設を目玉に、ハラル対応メニューの提供や祈祷室の設置などインバウンド需要にも対応し、広域からの集客を図る。EXPO‘70の賑わいの再来を期待している。
集客の目玉は、海遊館がプロデュースするエンターテインメント施設「NIFREL(ニフレル)」だ。水族館、動物園、美術館を融合させ、来館者に〝~にふれる体験〟を提供する。ガラス越しに動くホワイトタイガーの躍動感や、ワオキツネザルが館内を駆け回る様子、サメの餌やりなど生き物を身近に感じられる試みを行う。