『ローリングストック』【食の注目ワード解説】

『ローリングストック』とは

普段の食品を少し多めに買い置きし、賞味期限を考えて古いものから消費し、消費した分を買い足すことで常に一定量の食品が家庭で備蓄されている状態を保つための方法。

ふだん食べているカップめんや缶詰、インスタント味噌汁などを少し多めに買い置きし、賞味期限の古いものから消費し、食べたらその分を買い足すもの。

非常食は災害が起きるときのために備えておく食料のことで、長期間保存でき、調理の手間が少ないものが多い。ローリングストックは、日常的に「蓄える→食べる→補充する」を繰り返し、循環(ローリング)しながら一定量をキープする。

政府広報オンラインでは、備蓄のコツとして3つを次の挙げている。

①ふだん食べている食材を多めに買って、蓄える

②ふだんの食事で食べる

③食べたら買い足して、補充する

『ローリングストック』は、日常的に食べているものを消費しながらストックすることにより、災害時にも普段からなじみの食品・飲料があることで安心感が増し、慌てなくて済むという面からも推奨されている。

媒体情報

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創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
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