「ワタミの宅食」児童・生徒向けの弁当・惣菜宅配サービス開始、渡邉美樹校長「郁文館夢学園」から順次拡大

「ワタミの宅食」の弁当を食べる生徒
ワタミ株式会社は7月13日から、日替わり夕食の宅配を行う「ワタミの宅食」で、児童・生徒向けの食事宅配サービスを開始した。

「ワタミの宅食」は、新型コロナウイルス感染対策による臨時休校を受け、3月から5月にかけて、子育て層の家庭に対し、弁当・惣菜を無料で届ける「臨時休校支援」や、1食あたり税込390円で弁当・惣菜を届ける「子育て家族割」を実施し、好評を得てきた。これまでは高齢者を中心に食事の宅配サービスを展開していたが、児童や生徒の食事としても利用できるよう、小学校・中学校・高等学校や、学習塾・学童保育に向け、調理済みの弁当・惣菜の宅配サービスを開始する。

7月13日から、ワタミの代表取締役会長兼グループCEO・渡邉美樹氏が、理事長・校長を務める「郁文館夢学園」(東京都文京区)の中高生に向け、「ワタミの宅食」の主力商品である「まごころおかず」と「まごころ御膳」を提供する。今後も順次、提供施設数を増やしていく予定だ。

「まごころ御膳」は、4種類の惣菜とごはんが入った弁当。週平均で500kcalを基準とし、食塩相当量は2.5g以下に抑えている。