集団給食協会の優良社員表彰式、馬渕会長 「どんな環境でも、安全・安心でおいしい給食の提供が責務」
集団給食協会は11月2日、給食業務の質的向上を目指し「優良社員表彰式」を明治記念館で開催した。会員23社126名に表彰状と記念品を贈呈した。
協会は東京都知事より認可された公益社団法人で、保育園・学校給食、社員食堂給食、病院・高齢者施設給食など、集団給食各分野の調理業務を行う給食サービス事業者が会員。
冒頭、馬渕祥正会長(馬渕商事社長)は、コロナ禍や燃料費・食材費の高騰などの課題を説明後、「給食業界にとって厳しい状況が続くと思われるが、どんな環境になろうと、給食を求める人々がいる限り、安全・安心でおいしい給食を提供することが我々の責務である。そのために必要なことは、徹底した衛生管理とコスト意識と絶え間ぬ研鑽と努力だ。優良社員としての気概を持って、ますます業務に精励・尽力して欲しい」と期待をかけた。
また、「給食は人を幸せにする仕事であり、食文化を創造する役割がある。集団給食の未来はこのような役割を胸に、誇りと自信を持って仕事をすることで得られるものではないか。すべての人々が健康で、いつまでも活躍できる豊かな社会の創造に貢献する最も価値のある給食の提供を目指し、皆さんの持てる力を十分に発揮して欲しい」と語った。