シダックス、女子栄養大学と産学連携包括協力協定を締結

シダックス(株)の志太勤一代表取締役会長兼社長(左)、女子栄養大学の香川明夫学長(右)
シダックス(株)の志太勤一代表取締役会長兼社長(左)、女子栄養大学の香川明夫学長(右)

フードサービス、車両運行サービス、社会サービスなどの事業を手掛けるシダックス(志太勤一代表取締役会長兼社長)と、女子栄養大学(香川明夫学長)は、9月26日、産学連携包括協力協定を締結した。協定に基づき、産業、社会の発展に貢献するために、健康、食、栄養の分野で連携を図る。

シダックスグループが参画する栄養課題に産官学で取り組むための「健康的で持続可能な食環境戦略イニシアチブ」(厚生労働省)に基づいた取り組みでもある。

産学連携の第一弾として、2023年度中に、女子栄養大学が監修した評価基準に基づく「適塩施策実施店舗認証」をスタートする。

シダックスグループのうち、シダックスコントラクトフードサービスが運営する全国の社員食堂などの店舗や施設で、食環境の整備、調理過程、食事メニューなどを評価し、160の事業所で適塩施策の実施と認証を目指す。

香川学長は「本学は創立者のかかげた精神を具現化し、社会に還元するために他に例を見ない教育、研究を続けており、その一環として様々な連携による活動を進めてきた。本協定で栄養学の面から、協力して社会のニーズに応える取り組みをしていきたい」と意気込んだ。

また、志太会長は「当グループは、社員食堂、学校、高齢者施設、保育所などあらゆる生活シーンで健康な食の提供をしている。この協定を様々な場で生かす工夫を推進していきたい」と展望を語った。

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2019年には、東京五輪に向けて、日本栄養士会の鈴木志保子副会長監修『アスリートとスポーツ愛好家のためのレシピ』。
2020年には、平成30年間の給食業界の動向をまとめた「平成時代の給食から令和へ」。
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