「モスプレミアム」と「マザーリーフティースタイル」の複合店舗が横浜に開店、フードホールスタイルの「桜木町クロスゲート店」/モスフードサービス
モスプレミアムは、東京・千駄ヶ谷にある「MOS CLASSIC(モスクラシック)」をアップグレードした店舗に位置付けている。「大人のための憩いの場」をテーマとしており、グルメバーガーや酒類を提供する店として支持を得ている。将来的には千駄ヶ谷の店舗もモスプレミアムに名称を変えていく方針だ。
新店舗は、JR桜木町駅から徒歩1分で、同じビルにはワシントンホテルもある。面積は約80坪で、通常のモスバーガー店の平均的な広さと比べて2倍以上となっている。来店客は、平日は近隣で働く人や近隣に住む人、休日は国内外の観光客を想定する。
桜木町クロスゲート店 外観
メニューは、モスバーガーの定番品「モスバーガー」のミートソースをアレンジした「モスプレミアムバーガー」(1,300円、以下全て税込価格)を投入する。他にもチーズをふんだんに使った「3種のとろけるチーズバーガー」(1,300円)などをそろえる。また、全8種類のクラフトビールも提供する。日替わりで商品が変わる飲み比べセット(1,000円)も提供する。ランチの時間帯にはお得なセットメニューも販売する。
カフェでは、茶葉を感じられる紅茶と共に、流行のタピオカを使った「タピオカミルクティー」(580円)などを販売する。ワッフル、ソフトクリームなどの軽食も扱う。
店舗は10時の開店から17時まではセミセルフ方式で、17時以降はフルサービスとなる。夜間はテーブルにあるタブレット端末から注文する形になる。
桜木町クロスゲート店 内観
将来的には宅配も行う考えだ。千駄ヶ谷の店舗でも導入しているほか、通常のモスバーガー店でも実施している。モスフードサービスによると「持ち帰りの需要もあり取り組んでいる」という。
新しい形での店舗であり、幅広いニーズに応えられる店舗となっている。しかし、一般客への周知には課題が残るという。当面はSNSやチラシなどを用いて認知を広げ、集客していく考えだ。
〈冷食日報 2019年7月19日付〉