「すき家」夜間はテイクアウト限定、東京・神奈川に続き大阪・福岡・兵庫でも全店舗の営業形態を変更

牛丼チェーン「すき家」は4月14日から15日にかけ、大阪府・福岡県・兵庫県の全店舗で営業形態を変更し、店内での食事提供を5時から20時までに短縮し、20時から5時まではテイクアウト販売のみ行う対応を開始する。

政府の緊急事態宣言に基づく各自治体からの協力要請を受けて実施するもの。14日からは大阪府内134店舗と福岡県内48店舗の計182店舗、15日からは兵庫県内72店舗で開始する。今後の各自治体の要請により、対象地域は追加となる場合がある。

すき家では8日から政府による緊急事態宣言の対象7都府県(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・大阪府・兵庫県・福岡県)で営業時間短縮やアルコール類の提供中止などの対応を開始しており、11日からは東京都内の全253店舗と、神奈川県内の全162店舗で、20時以降の営業形態をテイクアウト販売のみに変更した。

また、13日からは繁華街などの人口密集地に位置する店舗(東京都や大阪府の中心地など122店舗)のカウンター席を半分に減席することで、客同士の距離を確保し、密度の高い空間を回避する対応を実施している。

すき家は、「新型コロナウイルスの一日も早い終息に向け、今後も政府及び各自治体の方針やガイドラインに基づき、日々変化する状況に応じて必要な取り組みを随時行ってまいります。ご利用のお客様にはご不便をおかけし、大変申し訳ございませんが、何卒ご理解ご協力を賜りますようお願い申し上げます」としている。