HKT48が「出前館」で商品デリバリー、松岡はな・田中美久・田島芽瑠・村重杏奈らメンバー8人が利用客の自宅へ
株式会社出前館は8月25日、日本最大級の出前サービス「出前館」福岡エリアの配達員として、福岡・博多を拠点として活動するアイドルグループ「HKT48」メンバーの松岡はな・田中美久らが活動すると発表した。
参加メンバーは松岡はな・田中美久のほか、坂口理子、田島芽瑠、渕上舞、村上緋杏、村重杏奈、本村碧唯の計8人。8月下旬から2020年9月上旬をめどに、参加メンバーのTwitterアカウントで配達日当日に告知のうえ、福岡県福岡市内の「出前館」加盟店舗の商品を、アプリまたはPCサイトで注文した利用客の自宅などに、参加メンバーが自ら商品を届ける。
「出前館」がHKT48を福岡エリアの公式アンバサダーとして迎えたことに伴う企画。福岡県では新型コロナウイルスの感染者数が7月末から顕著に増加し、県の発表資料によると、8月20日時点で延べ3900人の感染が確認されている。福岡市内の飲食店のイートイン利用が減り、デリバリーやテイクアウトの需要が高まっている中、「出前館」では地元に根付いたHKT48を公式アンバサダーに迎えて地域の飲食店の代わりに配達を行う。
「出前館」は、もともとは宅配ピザ・宅配寿司などの宅配専門店を中心にサービスを展開していたが、店舗に代わって配達を行う「シェアリングデリバリー」の仕組みを強化。ファストフード・弁当・ラーメンなどの日常食から、こだわりの料亭やレストランなど地元の飲食店の食事まで、ラインナップを拡大している。加盟店舗数は、この1年間で1万店舗以上増加し、7月に3万店舗を突破。シェアリングデリバリー拠点も拡大し、現在、1都1道2府20県に拡がっている。
「出前館」では配達員の活動前に、身だしなみ、交通安全ルール、出発準備から商品配達までに関する動画研修、ベテラン配達員が同行する実施研修など、約3時間のデリバリー研修を行っている。今回、配達員として活動するHKT48のメンバーたちも、この研修に参加したという。
デリバリー動画研修に参加したHKT48メンバー
参加メンバーの松岡はなさんは「CMやSNSで見ていた出前館さんとまさかコラボさせて頂けるなんて本当にビックリですし、凄く嬉しいです」、田中美久さんは「研修を受けて、実際に配達もさせていただくということでドキドキしています。沢山の方に笑顔を届けられるように頑張りたいと思います」などとコメントしている。
なお、出前館では、新型コロナウイルス感染症対策の観点から、配達員や配達備品などの衛生管理徹底を図るとともに、利用客の希望に沿って商品を届け先の玄関前に置く「置き配」や、「キャッシュレス決済」「非接触のお届けのご指定」を推奨している。