串カツ田中がカレーに挑戦、デリバリー専門「串カツ田中の串カツカレー」、期間限定イートイン&テイクアウトを関東・関西6店舗で実施
新ブランド「串カツ田中の串カツカレー」は、デリバリー専門のゴーストレストランとして誕生した。串カツ田中店舗で調理した「串カツカレー」をデリバリー限定で販売するもの。カレーは、串カツが引き立つよう専用に開発したという。
ラインアップには、おすすめの串カツとカレーがセットになったメニューを取り揃えるほか、自分好みにカレーと串カツを注文することもできる。ベースとなるカレーは「ビーフカレー」「チーズカレー」「牛すじカレー」「牛しゃぶカレー」「あじたまカレー」など。
串カツ田中の串カツカレー「牛すじカレー」「チーズカレー」
スプーンだと少し食べづらいカツカレーだが、串に刺さっていることで比較的食べやすいのも特徴だ。カレーと串カツを別々に食べたり、串カツにカレーをつけたり、付属の串カツソースをカレーにかけてさらにコクを出したり、とさまざまな楽しみ方ができる。「串カツ田中の串カツカレー」は、まず直営店76店舗で開始し、反響を見てFC店舗(フランチャイズ店舗)も含め拡大を検討していく。
串カツ田中の串カツカレー「串カツカレー」とボックスに入った串カツ、串カツソース
外食産業は、コロナ後でも以前の8割~9割の水準までしか回復しないと言われている一方、デリバリー市場は伸長している。変化するニーズに応えるため、デリバリー専門での新ブランド開発に至ったという。今後、串カツ田中ホールディングスは、会社全体の売上の約10%をデリバリーで獲得することを目指す。
なお、カレーを選択した理由は、酒のつまみや惣菜といった利用シーンが限られる串カツで食事需要を獲得するため。また、カレーは老若男女問わず好まれるメニューであることから。
4月28日に開催したメディア向け試食会で、串カツ田中取締役 営業本部長の織田辰矢氏は、「国民食であるカレーの力を借りて、当社が掲げる“串カツを日本を代表する食文化にする”ということに少しでも近づけていきたい。ぜひ、スプーンと串カツを両手に持った食いしん坊なスタイルで楽しんでください」とした。
串カツ田中ホールディングス取締役営業本部長・織田辰矢氏
「串カツ田中の串カツカレー」のデリバリーによる注文は、UberEatsで受け付けているほか、5月7日からはディディフードでも開始する。通常、複数のデリバリーチャネルを導入すると、それぞれ異なるタブレットで操作する必要があるなど、従業員の負担が大きくなってしまうが、マルチチャネルの注文を一元管理するツールを導入したことにより、機材が増えることなく複数でのデリバリーチャネルの展開が可能になったという。
〈イートイン・テイクアウトでも「串カツ田中の串カツカレー」を期間限定で販売〉
また、「串カツ田中の串カツカレー」は、通常デリバリー専門だが、4月28日から5月11日までの期間中、関東・関西の計6店舗でイートイン・テイクアウトでも販売する。緊急事態宣言の影響で酒類提供ができなくなることを受け、アルコールがない中でも串カツ田中を楽しんでもらうために期間限定での店舗販売に至ったという。
〈「串カツ田中の串カツカレー」店舗販売概要〉
◆対象店舗
東京都=つつじヶ丘店、練馬店、
神奈川県=たまプラーザ店
大阪府=アメリカ村店、高槻店
兵庫県=尼崎店
◆提供期間
4月28日~5月11日
◆提供時間
月~金=11時30分~15時(LO14時30分)、16時~20時(LO19時15分)
土日祝=11時30分~20時 (LO19時15分)