くら寿司「ふくいサーモン」発売、福井県産ブランド魚“生サーモン”として初の全国販売
回転寿司チェーン「くら寿司」は5月14日、福井県産ブランド「ふくいサーモン」(1貫税込110円)を発売する。5月16日までの3日間限定販売で、テイクアウト(持ち帰り)不可。また、一部店舗では価格が異なる。
「ふくいサーモン」ロゴ
「ふくいサーモン」は、福井の海で育てられたトラウトサーモンで、上品な脂ののりともっちりとした肉質が特徴。全国のJF全漁連グループが一体となって推進する「プライドフィッシュ」にも選定されている。トラウトサーモンはニジマスを海で養殖したもので、一般的に20℃以下の水温でしか育たないと言われており、福井県では冬の海の低水温環境を生かして2014年から養殖を行っている。まずは大野市を中心とした淡水の養魚場で1年間飼育し、その後、徐々に海水に慣れさせてから、福井県内の4ヶ所の港に移し、半年ほど海面養殖を行う。
「ふくいサーモン」魚体
これまで「ふくいサーモン」の販売は、主に北陸地方3県(石川県、富山県、福井県)と通販のみで展開していた。くら寿司によると、水揚げから一度も冷凍せずに店舗へ輸送し、店内で切りつけて提供する“生サーモン”として、初めての全国販売だという。
成長過程で淡水から海水に移し、じっくりと育成した「ふくいサーモン」。貴重な生サーモンをこの機会にくら寿司で味わってみてはいかがだろうか。
なお、くら寿司では5月11日から「本まぐろフェア」を開催し、「【地中海産】本まぐろ大とろ」などを販売している。
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