珈琲館 6年ぶりグランドメニュー大幅リニューアル、サンドイッチ・ホットドッグなどフードメニュー拡充
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珈琲館のグランドメニュー大幅リニューアルは、2015年以来6年ぶり。炭火珈琲やホットケーキ、ナポリタンなどの看板商品はそのままに、ランチや軽食といった食事でも利用しやすいようフードメニューを中心にラインアップを強化。メニュー数は、リニューアル前と比較して11品増える形だ。
新メニューのうちフードは、「とろける濃厚チーズのホットドッグ(サラダ付き)」(500円、以下税込)、「たっぷり野菜のハムチーズサンドイッチ」(580円)、「燻しベーコンのB.L.Tサンド(サラダ付き)」(790円)、「珈琲館のピザトースト」(530円)、「ハムチーズトーストサンド(サラダ付き)」(310円)、「とろ~り卵の濃厚カルボナーラ(サラダ付き)」(930円)、「キッズカレープレート(キッズドリンク付き)」(680円)、「ティラミス」(530円)、「白桃と黄桃のタルト」(530円)。
新ドリンクは、「プレミアムフロスティ(クッキー&クリーム)」(680円)、「黒蜜カフェオレ(HOT/ICE)」(580円)、「ロイヤルミルクティー(HOT)」(580円)。フード・ドリンクともに、店舗によって取り扱いがない場合がある。
リニューアルしたメニューは、「珈琲館のビーフカレー(サラダ付き)」(830円)、「フルーツ牛乳ミックス」(530円)、「ニューヨークチーズケーキ」(480円)、「カフェ・ショコラ(HOT/ICE)」(600円)など。「フルーツ牛乳ミックス」は、バナナピューレを加えたことでフルーツ感が増し、濃厚な甘みを楽しめるという。
珈琲館「フルーツ牛乳ミックス」「炭火珈琲ゼリー」「プレミアムフロスティ(クッキー&クリーム)」
珈琲館は1970年に創業者・真鍋國雄氏が、直営1号店となる「専大前本店」を東京神田神保町にオープンしたのが始まり。創業以来、オーダーを受けてから一杯ずつハンドドリップで淹れる珈琲を提供してきた。現在、直営店とFC(フランチャイズ)店の合計213店舗を全国で展開。店内調理による喫茶店ならではのフードメニューと種類豊富なコーヒーが特徴。コーヒーは常時10種類と季節ごとの1種を加えた、11種類を取り揃える。
珈琲館「炭火珈琲」
看板商品の「炭火珈琲」(530円)は、木炭の最高級品として知られる国産備長炭の炭火で焙煎し、コクと苦み、キレのある飲み口が楽しめる。店舗によってはサイフォンで抽出しており、カウンター席では淹れる様子を見ることができる。
サイフォンで抽出する様子「珈琲館 トーセイホテルココネ上野御徒町店」
人気メニュー「珈琲館の特製ナポリタン(サラダ付き)」(800円)は、コーヒーに合うよう甘めに仕上げるため、隠し味にウスターソースやパイン果汁、昆布茶を加えているという。
「珈琲館の特製ナポリタン(サラダ付き)」
6月24日に開催したメディア向け試食会でC-Unitedの広報は、「“珈琲館でまたあの味を”と思ってもらえるよう、約2年もの間、メニューの研究・試作を重ねた。ランチタイムや軽食、ほっと一息つきたいときなど、さまざまなシーンで選んでもらえるブランドを目指したい」とした。
なお、C-Unitedは4月1日に株式会社珈琲館と「カフェ・ベローチェ」を展開する株式会社シャノアールの合併によって新たにスタートを切った。合併により、合計7ブランド400店舗を超えるカフェチェーンを展開。共同でのメニュー開発や新規事業の創出、キャンペーン・商品フェアの展開を加速させ、グループのブランド力強化を進めている。