関東初進出「赤からソウル」東京・恵比寿西口店オープン、赤からとの違いは?
【関連記事】かわいい一人しゃぶしゃぶ“くまちゃん温泉”東京初出店、「北海道めんこい鍋 くまちゃん温泉」渋谷宮益坂店
JR恵比寿駅西口から徒歩2分に位置する「赤からソウル恵比寿西口店」は、もともとあった「赤から恵比寿西口店」を業態転換したもの。赤からとの最も大きな違いは、「赤から鍋」や「鶏セセリ焼き」などの一部メニューを除き、ほとんどが韓国料理をテーマとした「赤からソウル」限定のメニューを取りそろえる点だ。客単価は2500円。
甲羅の担当者は「赤からソウル」の開発について、「昨今の韓流ブームに加え、既存の別業態『韓国屋台 赤豚屋・チョッテジヤ』がコロナ禍でも若者を中心に好調で、着実に店舗拡大をしている現状もあり、韓国フードに対してのリテラシーも社内で蓄積されているという背景があります」とした。
「赤からソウル恵比寿西口店」の看板メニューは、「サムギョプサル」と「ソウル鍋」だ。
「サムギョプサル」は、スタッフが焼いて切り分けてくれる極厚の豚肉を、キムチやもやしナムル、ピリ辛に味付けしたネギと一緒に包んで食べるもの。プレートのふちに流し入れて作る「韓国風卵焼き」には、「赤から鍋」に使う11段階の辛さに分かれただしの「赤3番」を入れている。ほんのり辛さがあるものの、一緒に食べることでまろやかな味わいになる。包み野菜は、季節によって変わる場合があるが、サンチュだけでなくサニーレタスやグリーンリーフなど数種類を使っている。1人前1639円(以下税込)、1人前から注文可能。
「サムギョプサル」(写真は1人前)包み野菜・韓国風卵焼き・もやしナムル・キムチ・ネギ付き
「ソウル鍋」は、「赤から鍋」で使う辛味噌に、韓国の代表的なスープ「コムタン」をあわせたピリ辛鍋。辛さは、小辛・中辛・大辛の3種類から選べる。具材は、ラーメン、国産牛ホルモン、名古屋コーチン入りつくね、ウィンナー、トッポギ、キムチ、チーズ、トマト、豆腐、油揚げ、ニラ、キャベツ。1人前1419円、1人前から注文可能。
「ソウル鍋」(写真は1人前)/赤からソウル恵比寿西口店
韓国の定番である“韓国クリスピーチキン”には、カリカリに揚げたチキンに甘辛いタレを絡めた「ヤンニョムチキン」など、6種類の味を取りそろえる。各3個429円。
韓国風お好み焼きのチヂミは、「ネギチヂミ」(528円)、「キムチチヂミ」(638円)など5種類を展開。そのほかにも、ソウルサラダやプルコギ、チュモッパ(韓国のおにぎり)、キンパ(韓国の海苔巻き)、グンマンドゥ(焼餃子) 、ソウル冷麺など、韓国料理を数多くラインアップ。
デザートは、もちもちした生地にクルミなどのナッツ類を混ぜた餡を入れた「ホットク」(429円)。アイスやクッキー、イチゴ、シリアルなどを混ぜ合わせながら食べる韓国風ストーンアイス「ミニドルアイス」(539円)など。
韓国風ストーンアイス「ミニドルアイス」/赤からソウル恵比寿西口店
アルコールドリンクは、ソウルで9割のシェアを誇る「チャミスル」や韓国の伝統酒「マッコリ」のほか、ビールやハイボール、サワー・チューハイ、カクテル、ワイン、焼酎・日本酒を取り揃える。
店内の内装は、韓国の屋台を意識し、異国情緒を感じられる雰囲気づくりを狙っているという。甲羅の担当者は、「エンタメやコスメなど現在、日本の若年層は韓国の文化にかなりアンテナを張っていますし、ここ数年は食のトレンドでも必ず韓国で流行っているものがランクインしています。そういった要素を赤からという既存のブランドメニューに落とし込む事で、若い世代に自然と受け入れてもらえるような業態を目指しています」と期待を込める。
今後、「赤から」店舗が複数ある商圏で、差別化を図るため、「赤からソウル」への転換を進めて行く考えだ。
「赤からソウル恵比寿西口店」内観
〈「赤からソウル 恵比寿西口店」概要〉
◆住所
東京都渋谷区恵比寿西1-9-3恵比寿入船ビル3F
◆営業時間
月~金
16:00~23:30(ラストオーダー22:45)
土・日・祝
15:00~23:30(ラストオーダー22:45)
【まん延防止適用による営業時間変更】
・1月30日~2月13日
16:00~21:00(ラストオーダー20:30)、アルコール類の提供は19:45まで。
◆赤からソウル公式サイト