モスバーガー“月見”参入!「月見フォカッチャ」発売、とろっと半熟風たまご×ソーセージ×バーベキューソース
モスフードサービスが展開する「モスバーガー」は9月14日、「月見フォカッチャ」(520円、以下税込)と「バーベキューフォカッチャ」(460円)を発売する。販売期間は11月中旬まで。商品名に“月見”が入ったメニューを販売するのは、モスバーガーで初めて。
一部を除く全国の店舗で取り扱う。モスフードサービスは9月6日にメディア向け発表会を開催した。
モスバーガーの「フォカッチャ」は2000年から展開し、累計販売数4千万食を突破したシリーズ。2021年秋に7年ぶりに復活販売し、約180万食を売り上げるなど好調だったことから、今年も秋限定で販売する。
今回の「バーベキューフォカッチャ」は、2021年秋に販売した「フォカッチャサンド 馬蹄型(ばていけい)ソーセージ&グランピングソース」をブラッシュアップしたもの。天然羊腸を使ったパリッとした歯ごたえが特徴で、昨年から8%増量したU字型のソーセージに、モスオリジナルのバーベキューソースをかけ、グリーンリーフや千切りキャベツとともにフォカッチャで挟んだ。
【関連記事】モスバーガー7年ぶりフォカッチャ、開発約2年のこだわりとは/フォカッチャサンド 馬蹄型(ばていけい)ソーセージ&グランピングソース
フォカッチャは岩塩を使い、小麦の風味を引き立てている。歯切れの良さとふんわりした食感を出し、塩麹を入れてしっとりとした焼き上がりに仕上げた。
バーベキューソースは、マッシュルームやキャベツ、揚げナスのほか、隠し味にコーヒーを使っている。ヒッコリーの木を燻したような香りを加えたという。
一方「月見フォカッチャ」は、「バーベキューフォカッチャ」に“半熟風たまご”を合わせた商品。主役の“半熟風たまご”は、2021年11月に販売した「とびきり とろったま スキヤキ仕立て」で初登場した、モスバーガーオリジナルの卵加工品。弾力のある卵白部からあふれ出る黄身は、バーベキューソースとよく絡み、パリッとした歯ごたえのソーセージと相性が良いという。
【関連記事】モスバーガー“肉の上に肉”「とびきりとろったまスキヤキ仕立て」発売、パティ約1.8倍、とろり食感“半熟風たまご”
〈「秋トクセット」「昼割セット」を同時発売/モスバーガー〉
モスバーガーでは「月見フォカッチャ」の発売に合わせて、セット商品「秋トクセット」「昼割セット」の販売も開始する。
「秋トクセット」(850円)の内容は、「月見フォカッチャ」「枝豆コーンフライ」「セットドリンク」。
「昼割セット」は、平日10時半から15時までの限定メニュー。対象のバーガー類にプラス390円で、「フレンチフライポテトS」「セットドリンクM」が付く。対象バーガーは「月見フォカッチャ」など季節限定商品に加え、「モスバーガー」「テリヤキバーガー」「モス野菜バーガー」など。
発表会に登壇した、モスフードサービスのマーケティング本部商品開発部長の濱崎真一郎氏は「月見商品の販売は、他のチェーンと比べてかなり後発になってしまった。満を持しての参入で“モスらしくておいしいものを”ということから、フォカッチャを選び、とろっとした卵とソーセージ、バーベキューソースをあわせました」と話した。
「さまざまなチェーンで月見商品を楽しむ方もいると思います。(モスバーガーも)秋の月見企画に乗せていただきたい」(濱崎氏)と期待を込めた。
モスフードサービスは販売目標として、「月見フォカッチャ」「バーベキューフォカッチャ」の2品合計で260万食を掲げる。