マクドナルド 9月30日値上げで“ちょいマック”エグチ・チキチーは220円もスパチキ・スパビーは200円維持、ハンバーガーは150円に
日本マクドナルドは9月30日から、「ハンバーガー」など約6割の商品について、店頭価格を値上げする。
【2022年3月】マクドナルド値上げ ハンバーガー・チキンクリスプは20円、てりやきマック・フィレオフィッシュは10円、ビッグマック・マックフライポテト・ハッピーセットは価格維持
9月26日に「価格改定のお知らせ」としてマクドナルド公式サイトに情報を掲載した。
「ハンバーガー」は現行価格の130円から新価格150円に、「ビッグマック」は390円から410円に、各20円の値上げ(以下、価格は税込)。200円メニュー「ちょいマック」の「エグチ(エッグチーズバーガー)」「チキチー(チキンチーズバーガー)」は220円に値上げする一方、「スパチキ(スパイシーチキンバーガー)」「スパビー(スパイシービーフバーガー)」は200円の現行価格を据え置く。
そのほかの値上げ対象は「チーズバーガー」「てりやきマックバーガー」「マックフライポテト」や「ハッピーセット」、朝マック商品「エッグマックマフィン」など。値上げ幅は各10円~30円。平日10時30分~14時00分までのセットメニュー「ひるまック」のうち、「ダブルチーズバーガー」「てりやきチキンフィレオ」の各セットも値上げする。
店頭価格の変更がない商品例は「スパチキ」「スパビー」のほかに、「プレミアムローストコーヒー」「ドリンク(Sサイズ/Mサイズ/Lサイズ)」「チキンマックナゲット(5ピース/15ピース)」 など。「ひるまック」のうち、「てりやきマックバーガー」「フィレオフィッシュ」「ビッグマック」の各セットは現行価格を維持する。
メインメニューにサイドメニュー・ドリンクを付ける「バリューセット」はメインメニュープラス300円、夕方5時からの夜マック限定で提供する“パティ2倍”の「倍バーガー」は単品価格プラス100円と、ともに“上乗せ分”の価格を維持する。
【関連記事】フレッシュネスバーガー価格改定&メニュー改定、原材料価格高騰など受け一部商品で実施
〈マクドナルド価格改定商品例(店頭価格・税込)〉
◆「ハンバーガー」130円→150円
◆「チーズバーガー」160円→180円
◆「チキンクリスプ」130円→150円
◆「『ちょいマック』バーガー (エグチ・チキチー)」200円→220円
◆「ダブルチーズバーガー」350円→370円
◆「てりやきマックバーガー」350円→370円
◆「フィレオフィッシュ」350円→370円
◆「えびフィレオ」390円→400円
◆「ビッグマック」390円→410円
◆「炙り醤油風 ダブル肉厚ビーフ」490円→500円
◆「ソーセージマフィン」130円→150円
◆「エッグマックマフィン」200円→220円
◆「マックグリドル ソーセージ」170円→200円
◆「マックフライポテト」S:150円→160円、M:280円→290円、L:330円→340円
◆「マックシェイク(バニラ・ストロベリー・チョコレート)」S:130円→140円
◆「ハッピーセット」
ハンバーガー・プチパンケーキ:470円→490円
チーズバーガー・チキンマックナゲット・ホットケーキ・エッグマックマフィン:500円→520円
◆「ひるまック(ダブルチーズバーガー・てりやきチキンフィレオ)」550円→570円
上記メニュー以外の改定価格は9月30日以降、マクドナルド公式サイトで確認できる。空港や駅などの約40店舗では、改定幅が異なる。価格改定はMcCafe by Barista(マックカフェ)商品や、デリバリーでも実施する。
マックカフェ商品では、「マカロン」各種を従来の170円から190円に値上げ。「エスプレッソフラッペ」「チョコフラッペ」はMサイズを税込400円から税込420円に、Lサイズを税込450円から税込470円に値上げする。
デリバリーは「ハンバーガー」が150円から190円に値上げ。店頭価格では値上げのない「バリューセット」についても、従来のメインメニュープラス350円から、プラス360円に値上げする。
日本マクドナルドによると、今回の値上げは昨今の原材料価格の高騰や、人件費、物流費、エネルギーコストなどの上昇、急激な為替変動の影響を受け、“慎重に検討した結果”実施する。
マクドナルドでは2022年3月にも同様の理由から「ハンバーガー」など一部メニューの値上げを実施しているが、その際は「ビッグマック」「マックフライポテト」「ハッピーセット」など、全体の約8割のメニューを対象から除外。この半年、厳しいコスト環境が継続したことが「ハンバーガー」の再値上げや「ビッグマック」の値上げにつながったようだ。