モスバーガー「まぜるシェイク デコポン」発売、ジューシー×つぶつぶ食感、“くまモン”シールのカップで提供
モスバーガーを展開するモスフードサービスは2月8日、熊本県産「デコポン」を使った「まぜるシェイク デコポン」を発売する。Sサイズ税込320円、Mサイズ税込400円。
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デコポンは、「清見」と「ポンカン」の交配種として生まれた「不知火(しらぬい)」という品種の柑橘。熊本県が平成3年に初めて出荷した。ヘタ部分の出っ張った形状と甘味が強くジューシーな味わいが特徴。
モスバーガーでは2022年11月から「デコポン ジンジャーエール」を期間限定で販売しており、今回の「まぜるシェイク デコポン」は、デコポンを使った第2弾商品となる。
「まぜるシェイク デコポン」は、「モスシェイク バニラ」の上に、デコポンのシロップがかかっており、混ぜながら飲むドリンク。シロップにはデコポンの果汁・さのう(果肉の粒)・果皮を使い、生の果実のようなつぶつぶ食感やジューシーさを味わえるという。ソースに熊本県産「デコポン」3倍濃縮果汁を使用し、果汁2.2%(生果汁換算比)。
「まぜるシェイク デコポン」のカップには、熊本県のPRマスコットキャラクター“くまモン”をデザインしたシール(全6種類)を貼って提供する。
モスフードサービスは2月1日にメディア向け発表会を開催。デコポンの商標を所有する熊本県果実農業協同組合連合会(熊本果実連)の担当者は、「大手外食チェーンで全国的にデコポンを使った商品を展開するのは初めてではないか」としたうえで、「(モスフードサービスの)熱意に負けました」と話した。
モスフードサービスの開発担当者は、製品化されていなかったデコポンの“皮”の調達に苦労したと話した。デコポン本来のおいしさを伝えるには、果汁とさのうに加えて、皮が不可欠だったという。熊本果実連を通じて、デコポンを加工している果汁メーカーから調達することで商品化に至った。