丸亀製麺 値上げ後も毎月1日“半額”「釜揚げうどんの日」は継続

丸亀製麺「釜揚げうどん」
丸亀製麺「釜揚げうどん」

讃岐うどん専門店「丸亀製麺」は3月7日の値上げ後も、毎月1日に「釜揚げうどん」を半額で提供する「釜揚げうどんの日」を継続する。

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丸亀製麺の3月7日の価格改定では、2022年1月と10月の値上げで価格を据え置いた看板メニュー「釜揚げうどん」も対象となっており、現行価格290円(以下税込)から新価格340円になる。

丸亀製麺 2023年3月7日 主力商品の価格改定内容(一部抜粋)
丸亀製麺 2023年3月7日 主力商品の価格改定内容(一部抜粋)

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一方で、丸亀製麺の広報によると、従来から実施している毎月1日に「釜揚げうどん」を半額で販売する「釜揚げうどんの日」は今後も継続予定だという。並サイズは新価格340円のところ、半額の170円で提供する。

「釜揚げうどん」は、店内飲食限定メニューで、創業当初から販売しているいわば“丸亀製麺の原点”。通常のうどんの麺は、茹でたあとに冷たい水でしめるのに対し、茹で釜から揚げてそのまま提供する。ふわふわ・もちもちの食感が特徴。水で締めないことで表面に細かいざらつきがあり、だしがよく絡むという。つけだしは、北海道産の真昆布や削り節を使い、店舗で数時間おきにとった「白だし」に、醤油や砂糖を合わせた「かえし」を加えている。檜の桶に入れた提供スタイルも特徴で、一部店舗では並6玉分を特大サイズの桶に入れた「釜揚げ家族うどん」も販売している。

「釜揚げうどんの日」は、讃岐のセルフうどんの文化を伝えるにあたり、あまり知られていなかった「釜揚げうどん」の認知向上を図るために始めたもの。現在では丸亀製麺の中でも、1番人気「かけうどん」、2番人気「ぶっかけうどん」に次いで、3番目の人気商品となっている。

丸亀製麺の「釜揚げうどん」特設サイトでは、さまざまな食べ方を紹介している。

「通の食べ方(基本編)」では、つけだしにつける前に、まずは1本そのままで食べることで“小麦の風味とほんのり感じる塩気を味わえる”としている。おすすめの薬味は「しょうが」「ねぎ」「すりごま」「天かす」。おすすめの天ぷらは、1位「かしわ天」、2位「野菜かき揚げ」、3位「えび天」だという。また、つけ出しを薄めないコツとして、うどんを桶のふちにすらせて湯切りする方法を紹介。

丸亀製麺「釜揚げうどん」
丸亀製麺「釜揚げうどん」

「通の食べ方(応用編)」では、つけだしに生卵を加える食べ方、だしサーバーでかけだしを加えて「釜かけうどん」にする食べ方、食べ終わったつけだしを残った釜湯で割って蕎麦湯のようにして楽しむ方法などを紹介している。

◆丸亀製麺の「釜揚げうどん」特設サイト

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昭和26年(1951年)3月1日
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昭和26年(1951年)3月1日
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