丸亀製麺“あえて非効率”の神髄はロードサイド店舗に、注文受けて目の前で焼き上げる「焼きたて肉うどん」など、「山盛りあさりうどん」発売も
うどんチェーン「丸亀製麺」には、主にロードサイド店舗でしか販売していないメニューが多数存在する。
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通年販売の「焼きたて肉うどん」をはじめ、4月下旬まで販売する「鴨ねぎうどん」や3月7日に発売する「山盛りあさりうどん」といった季節限定メニューなど。
ロードサイド店舗とは、主に幹線道路沿いにある独立店舗。ビルやショッピングセンター内の店舗ではスペースなどの関係で設置していないIHクッキングヒーターやガスコンロをレジ横に置いているため、より幅広いメニューが提供可能となっている。
例えば「焼きたて肉うどん」「焼きたて肉ぶっかけうどん」は、注文を受けてから1杯ずつ、牛肉と玉ねぎを割下と一緒に焼き上げて提供する。2022年3月以前は「肉うどん」と「肉ぶっかけうどん」として、寸胴鍋でまとめて調理していたが、リニューアルによって注文を受けてから作る調理方法へと変更した。丸亀製麺の商品開発担当者は、リニューアル後の販売動向は好調だと話す。
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こうした“できたて”へのこだわりは、毎日店舗ごとに製麺したり、1日に何度もだしを取ったりするなど、手間がかかってもより良い商品を提供したいという丸亀製麺の方針によるものだという。
3月7日に発売する「山盛りあさりうどん」は、水で締めずに釜からどんぶりに直接入れる「釜抜き麺」に、あさりのうま味がしみ出しただしをかけ、たっぷりの殻付きあさりをのせた商品。注文を受けてから手鍋に、北海道産真昆布や複数の削り節からとった“かけだし”にあさりの旨みを加えただしを注ぎ、殻付きあさりを入れて火にかけている。価格は並790円、大930円、得1070円(各税込)。販売期間は4月下旬まで。店内限定。なお、各商品の販売店舗は公式サイトで確認できる。
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