松屋フーズHD 大卒初任給2万8000円引き上げ・正社員ベースアップ、昇給率約6.9%
牛丼チェーン「松屋」を展開する松屋フーズホールディングスは3月17日、4月1日の給与改定で正社員約1,570名のベースアップの実施と新卒初任給の引き上げを決定したと発表した。
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昇給率は全体で約6.9%。大卒初任給は2万8000円引き上げ、23万円となる。
松屋フーズホールディングスによると、2022年度の売上高は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けながらも、各地域で人流が戻りつつあることに加え、新商品の導入や各種販売促進が功を奏し、徐々に回復の兆しが見えてきたという。
「今後も社員一人ひとりが安心して働ける環境を整えると共に、昨今の物価高を鑑みて、給与等の引き上げを決定した。また、人材の採用強化は経営の最重要課題の一つと捉えており、新卒初任給引き上げも併せて行う」などとしている。
また、今期も「家計支援手当」5万円と、持株会への「特別奨励金」の支給を実施するという。
なお、牛丼チェーン「松屋」における2023年春の施策では、2022年11月に発売して好評だった「富士山豆腐の本格麻婆めし」を3月14日から復活販売しているほか、3月21日からは新メニュー「牛バラ焼定食」の発売を控えている。