餃子の王将「忘れられない中華そば」全国販売スタート、だしの美味さとこだわり具材で勝負、“引き算のラーメン”

餃子の王将「忘れられない中華そば」
餃子の王将「忘れられない中華そば」

王将フードサービス(京都市山科区)は4月1日、「忘れられない中華そば」の販売店舗を全国の「餃子の王将」「GYOZA OHSHO」に拡大する(一部、取扱いのない店舗がある)。

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3月21日から京都府内の一部店舗で先行販売してきた新メニュー。単品680円(店内税込748円、テイクアウト税込734円)。持ち帰り容器(電子レンジ対応容器)は別途1個10円。持ち帰り時は刻みネギが付かない。

「忘れられない中華そば」は、王将フードサービスが「餃子の王将が創る次のラーメントレンド」だとする新メニュー。魚介出汁の風味やネギ油が香る醤油ベースのスープが、北海道産小麦粉を使用したツルッとなめらかでコシのある麺に絡み、あっさりなのにコクのある味わい。なるとやメンマ、海苔など、昔ながらをイメージしたトッピングに、炭火焼チャーシューの肉の旨みと薫香が食欲をそそるという。「懐かしいのに初めての味。」をキャッチコピーに広告展開する。

餃子の王将「忘れられない中華そば」ポスター
餃子の王将「忘れられない中華そば」ポスター

〈中華そばの原点を復活/餃子の王将「忘れられない中華そば」〉

王将フードサービスによると、「忘れられない中華そば」の商品開発にあたり第一に考えたのが、どこにもない独自性。いつか食べたことがある忘れられない味でもあり、一度食べたら忘れられない新鮮な中華そばを目指し、豚骨ブーム以降の濃厚で贅沢な足し算のラーメンから、出汁の美味さとこだわり抜いた具材のみで勝負する引き算のラーメンに取り組んだ。

ネーミングも、味付けや具材といった新商品にありがちな説明ではなく、商品開発のコンセプトそのものを感じてもらいたいと考えた。シンプルだけど深くて美味い。中華そばの原点を復活させたい。ただそれは懐かしいだけではなく、初めての美味しさでなくてはならない。その思いを、「忘れられない中華そば」という名前にこめたという。