ハイデイ日高の神田会長、保有株約4億円分を従業員に無償譲渡
「熱烈中華食堂日高屋(以下、日高屋)」を運営するハイデイ日高は4月6日、同社の神田正代表取締役会長が、自身の保有株式の一部約4億円分を従業員に無償譲渡すると発表した。
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神田会長はハイデイ日高の創業者。2018年にも保有株式の一部を従業員に贈与しており、今回で2回目となる。
贈与する株式数は約20万株で、時価増額は約4億2千万円(4月5日現在)。対象者は役員や正社員、条件を満たしたパートアルバイト従業員の合計約1100人。贈与の実施時期は6月を予定している。
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神田会長は以下のコメントを発表している。
1999年9月16日に株式を公開してから20年以上が経過し、今年2月には創業50周年の節目を迎えることができました。
長い間会社の発展のために尽力し、共に働いてきた従業員への感謝の気持ちを表し、変わることのない創業の精神と経営理念が継承され、更なる発展を遂げて欲しいという願いを込めて、今回で2回目となりますが私の所有する当社普通株式の一部を贈与することに致しました。会社が成長し、利益を社員に還元する「分かち合う資本主義」をこれからも大切にしていきたいと思っています。
なお、日高屋では創業50周年を記念して3月1日から「日高ちゃんぽん」(単品税込690円)を販売しており、日高屋の新メニューでは史上最速の20万食を突破している。日高屋は食事利用の人とアルコールを楽しむ人が一緒に利用できる店=“日高でちゃんぽん”というところから開発に至った商品。