ロイヤルホスト セルフオーダー導入の「光が丘IMA店」東京・練馬区にオープン、直営の新店は約4年ぶり
ロイヤルフードサービスは4月25日、直営店としては約4年ぶりの新店「ロイヤルホスト光が丘IMA店」(東京都練馬区)をオープンした。
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タッチパネルでの注文や新導入のキッチン機器を取り入れた店舗。4月24日にはメディア先行内覧会を行った。
「ロイヤルホスト光が丘IMA店」は、テーブル上のタッチパネルから直接注文ができる(対面での注文も可能)。客席のテーブルサイズを20cm程度拡張しており、客席数は102席と平均的なロイヤルホスト店舗より少なくしている。ロイヤルフードサービスの生田直己代表取締役社長によると、複数のメニューを組み合わせて楽しむ利用客が多いことから、皿を置くスペースをしっかり確保するためだという。また、最大8人で利用できる半個室もあり、空きがあれば予約の際に指定することができる。
レジ横の物販スペースでは、冷凍食品「ロイヤルデリ」をはじめロイヤルグループが手掛ける食品を取りそろえる。「光が丘IMA店」では新たに、同グループのカフェ業態「スタンダードコーヒー」のドリップコーヒーのほか、パフェグラスやキャセロールといった食器類の販売を行う。物販のみの利用も可能。
キッチン機器には、「2段式コンベアーオーブン」と「パスタ用のスチーマー」を初導入した。コンベアーオーブンは、看板メニューのサーロインステーキやハンバーグを調理する機器で、従来店舗では1段式を採用している。今回初めて2段式を導入することで、注文が集中しやすいグリルメニューの提供時間を短縮する。一方、スチーマーは従来のお湯を沸かすパスタボイラーから変更することで、調理時間を短縮するのに加え、茹で具合のバラツキを抑えるという。
生田社長は、デジタル化・機械化を進めることによって、単に省人化するのではなく、サービスや料理で一手間加えるなど、新しい価値を提供していきたいと話した。
「働く人のエンゲージメントを高めていくことも大切。従業員は良いサービスやおいしい料理を提供したいという思いで働いている。人にしかできないことを100%発揮できるようにしていくのが、これからの外食のポイントだと考えている」(生田社長)。
「光が丘IMA店」で導入したタッチパネルでのセルフオーダー方式や、キッチン機器「2段式コンベアーオーブン」「パスタ用のスチーマー」は今後、既存店舗への導入も検討していくという。
〈「ロイヤルホスト光が丘 IMA 店」概要〉
◆住所:東京都練馬区光が丘2-10-1号 東館 2階
◆電話番号:03-5998-7017
◆客 席 数:102席
◆店舗面積:352.25m2
◆営業時間:8:00~23:00(ラストオーダー22:30)