くら寿司 中国大陸に初進出、1皿12元(約240円)「10年で100店舗めざす」
くら寿司の子会社Kura Sushi Shanghai Co.,Ltd.(上海くら寿司)は6月15日、中国大陸の第1号店「くら寿司 上海龍之夢中山公園店」をオープンした。
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上海には9月までにあと2店舗の出店を予定している。中国大陸においては、10年間で100店舗を目指すという。
「上海龍之夢中山公園店」をはじめ中国大陸の店舗では、寿司1皿の価格を12元(約240円)に設定した。2皿重ねて24元で提供する商品や、さまざまな価格帯のサイドメニューも提供。客単価は約130元(日本円で2600~2800円)。
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販売メニューは、日本・アメリカ・台湾のくら寿司で提供している商品に加え、中国大陸限定の「サーモンたたき」など。現地での商品開発も進めていく。なお、食材の約8割は中国国内で調達するという。
中国大陸には、すでに「スシロー」「はま寿司」が進出しているほか、さまざまな寿司業態が出店している。上海くら寿司の執行董事総経理の近藤和人氏は、独自開発の抗菌寿司カバーや非接触サービスをはじめ、「特に『ビッくらポン!』(当たると景品入りのガチャ玉がもらえるゲーム)は大きな差別化になる」と話した。今後、店舗数を増やしていくなかで、日本のアニメなどとのコラボキャンペーンの展開も考えているという。
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なおくら寿司では、今回進出した中国大陸以外には、アメリカで47店舗、台湾で51店舗を展開(2023年6月15日時点)。2030年までに、海外出店数400店舗を掲げている。
〈「くら寿司 上海龍之夢中山公園店」概要〉
◆住所
上海市長寧路1018号 龍之夢購物中心7階
◆店舗面積:720㎡
◆座席数:220席(ボックス43席)