マクドナルド フラッペ&スムージー全国展開、“ポテトをディップ”マックならではの「カフェ体験」を/「本気カフェ宣言」第3弾
日本マクドナルドは、カフェコーナー併設の約250店舗で販売してきた「フラッペ」や「スムージー」を、全店舗の7割にあたる2,144店舗(7月5日時点)に拡大して販売する。
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カフェブランド“McCafe(マックカフェ)”の成長を図る「本気カフェ宣言」第3弾。全国の店舗でレギュラー商品として提供を開始するのは、「オレオ クッキー チョコフラッペ」「マンゴースムージー」「マカロン(バニラ・チョコレート・ラズベリー)」。同社は6月29日、都内でメディア向け発表会を開催した。
今回の全国展開にあたり、各店舗にフローズンドリンクを作る“フラッペ製造マシン”を導入し、“カフェマネージャー(店舗のMcCafe責任者)”を配置。カフェマネージャーを中心に、商品提供の研修を行うなど、準備をしてきたという。
「オレオ クッキー チョコフラッペ」は、カフェコーナー「McCafe by Barista(マックカフェ バイ バリスタ)」併設店舗で、最も人気の商品。ほろ苦いオレオクッキーをドリンクとトッピングに使用し、ホイップクリームをのせたフローズンドリンク。チョコソースには、ベルギー産クーベルチュールチョコを使用。シャリシャリとした食感に加え、オレオクッキーのザクザク食感も楽しめる。税込470円~。各商品の価格は、一部店舗やデリバリーでは異なる。
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「マンゴースムージー」は、アルフォンソマンゴーのピューレを使った、マンゴーベースに、氷を加えてミックスしたフローズンドリンク。濃厚な甘みやほど良い酸味、“シャリとろ食感”を楽しめる。果汁10%。税込450円~。
「マカロン」は、フランスから輸入している。フレーバーは「バニラ」「チョコレート」「ラズベリー」。各1個190円(税込)~。専用ボックスに好きなフレーバー5個を詰め合わせる「マカロン5個ボックスセット」(税込850円~)も販売。
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日本マクドナルドでは、1998年にカフェブランド「McCafe」を立ち上げ、ローストコーヒーやカフェラテを中心に提供。2012年には、コーヒーに関する研修を受けたクルー“専任バリスタ”が、カフェドリンクやスイーツを提供するコーナー「McCafe by Barista」の展開を開始した。「McCafe by Barista」を併設した店舗は、2023年7月5日時点で258店舗。
2023年1月からは、「McCafe」を進化させるべく“本気カフェ宣言”を掲げている。第1弾は「プレミアムローストコーヒー(ホット)」をリニューアルし、俳優・木村拓哉さんを起用したテレビCMを投下。第2弾は、女優・広瀬すずさんを起用したテレビCMで「カフェラテ」「キャラメルラテ」の魅力を発信した。
今回の第3弾では、「フラッペ」「スムージー」「マカロン」の全国展開に合わせ、7月4日から木村拓哉さんと広瀬すずさん共演のテレビCMを放映。新CM「マックにフラッペがやってきた」では、木村拓哉さんが「オレオ クッキー チョコフラッペ」にポテトをディップして楽しむ様子を、広瀬すずさんがうらやましそうに“ガン見”するシーンなどが描かれる。
発表会に登壇した、日本マクドナルドのマーケティング本部ナショナルマーケティング部部長の亀井理華氏は、「(今回フラッペやスムージーなどを提供する)2,144もの店舗数は、日本のどのカフェチェーンよりも多い」と話した。誰でも気軽に利用できる事や、ポテトとの食べ合わせなど、マクドナルドだからこそできるカフェ体験を提案していく。今後は、フラッペやスムージー、マカロンの提供店舗を順次拡大していくとともに、各メニューの季節限定商品も販売していくという。
発表会にゲストとして登場した広瀬すずさんは、フラッペのおすすめの飲み方について聞かれると、「まだやったことはないですが、CM撮影で木村さんがポテトをディップするのを見て、おいしそうでやっていたいとそそられました」などと話した。