ワタミが居酒屋2ブランドの忘年会予約状況を公表、11月12日時点で、予約件数は2019年比23%増とコロナ前を上回る、2022年比では206%増と3倍超、コロナ5類移行で宴会需要が回復

ワタミ 「忘年会」イメージ
ワタミ 「忘年会」イメージ

ワタミは14日、居酒屋業態2ブランド「ミライザカ」「三代目 鳥メロ」の計189店舗で受付を開始している2023年忘年会シーズンの宴会予約について、2023年11月12日時点の予約状況を公表した。2019年比で予約件数23%増とコロナ前を大きく上回る水準となったという。

【関連記事】チムニー「忘年会 プレミアムプラン」11月16日から予約開始、税込4000円から6000円の3コース、本ズワイガニや国産黒毛和牛などプレミアムな食材が楽しめる

◆予約件数は2022年比で206%増と3倍以上に、予約客単価も増加

11月12日時点の忘年会予約状況をブランド別に見ると、「三代目 鳥メロ」が2019年比で79%増と大きく伸び、全体をけん引している。2022年比で見ると、2ブランド合計で予約件数206%増と、2022年と比べ顕著に予約数が伸びている。

予約客単価は、2019年比で4%増と好調であり、ワタミは新型コロナウイルス感染症の5類移行後初となる忘年会シーズンの「プチ贅沢な宴会需要の回復」が見て取れるとしている。

ワタミ 「ミライザカ」「三代目 鳥メロ」の予約件数2019年比と2022年比の表
ワタミ 「ミライザカ」「三代目 鳥メロ」の予約件数2019年比と2022年比の表

◆予約グループ人数は7人以上の割合が2019年のコロナ前水準まで回復

コロナ前の2019年、2022年、2023年の11月13日時点の忘年会の予約人数は、6人までの予約件数と7人以上の予約件数の推移を比較すると、2019年は87%が7人以上だったのに対し、2022年は72%とコロナ禍を背景とした忘年会の少人数化が見られたという。

2023年の構成比は、7人以上のグループが81%の結果となり、大人数での宴会が復活傾向にあるとしている。

ワタミ 忘年会予約のうち、7人以上の大人数宴会の割合の表
ワタミ 忘年会予約のうち、7人以上の大人数宴会の割合の表

〈「ミライザカ」「三代目 鳥メロ」忘年会キャンペーン〉

ワタミは11月30日まで、「ミライザカ」「三代目 鳥メロ」で早期予約で「W(ダブル)特典」がつく宴会コースの「早得キャンペーン」を実施している。対象は、11月1日から12月31日の期間に行う宴会で、3人以上2日前までの予約。

ミライザカのW特典は、「彩り味自慢コース」150分飲み放題付、1人税込4400円。(1)「ズワイガニ」プレゼント or メインの鍋のお肉2倍、(2) プレミアム飲み放題へグレードアップ。「厳選魅惑コース」150分飲み放題付、1人税込5500円。(1)「ズワイガニ」プレゼント、(2)プレミアム飲み放題へグレードアップ。

鳥メロのW特典は、「彩コース」180分プレミアム飲み放題付1人税込5000円。(1) すき焼きのお肉を「近江牛」にグレードアップ(2) 本マグロ刺身プレゼント。「鳥メロコース」150分飲み放題付1人税込4000円。(1)本マグロ刺身プレゼント(2)プレミアム飲み放題へグレードアップ。

ワタミ 「ミライザカ」「三代目 鳥メロ」忘年会予約
ワタミ 「ミライザカ」「三代目 鳥メロ」忘年会予約
媒体情報

食品産業新聞

時代をリードする食品の総合紙

食品産業新聞

食品・食料に関する事件、事故が発生するたびに、消費者の食品及び食品業界に対する安心・安全への関心が高っています。また、日本の人口減少が現実のものとなる一方、食品企業や食料制度のグローバル化は急ピッチで進んでいます。さらに環境問題は食料の生産、流通、加工、消費に密接に関連していくことでしょう。食品産業新聞ではこうした日々変化する食品業界の動きや、業界が直面する問題をタイムリーに取り上げ、詳細に報道するとともに、解説、提言を行っております。

創刊:
昭和26年(1951年)3月1日
発行:
昭和26年(1951年)3月1日
体裁:
ブランケット版 8~16ページ
主な読者:
食品メーカー、食品卸、食品量販店(スーパー、コンビニエンスストアなど)、商社、外食、行政機関など
発送:
東京、大阪の主要部は直配(当日朝配達)、その他地域は第3種郵便による配送
購読料:
3ヵ月=本体価格12,000円+税6ヵ月=本体価格23,000円+税1年=本体価格44,000円+税