スタバ、江戸切子・砥部焼・琉球グラス・萩焼のマグカップやグラス全7種、オンラインストアと「ロースタリー 東京」で発売、「JIMOTO Made+」シリーズ
スターバックスコーヒージャパンは5月10日、江戸切子や琉球ガラスなど地域産業にフォーカスした「JIMOTO Made+」シリーズ全7種類の器を発売する。
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スターバックス公式オンラインストアと、実店舗「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」(東京都目黒区)で取り扱う。価格帯は1個5,500円(税込)~。
「JIMOTO Made+」シリーズは、日本各地にあるその地元の産業、素材を取り入れた商品開発を行い、その地元の店舗のみで販売する「JIMOTO Made」シリーズの取り組みをさらに発展させたプロジェクト。商品の背景にある技術や文化などを「スターバックス リザーブ ロースタリー 東京」から広く伝えるシリーズとして誕生した。
〈「JIMOTO Made+」シリーズ新商品7種類(価格表記は税込)/スターバックスコーヒージャパン〉
今回の商品は、沖縄・糸満の「琉球ガラス」、東京・墨田の「江戸切子」、山口・萩の「萩焼」、愛媛・砥部の「砥部焼」の4つの地域産業に着目。全7種類のグラス・マグカップを取りそろえる。
◆JIMOTO Made+ 糸満 琉球グラス296ml陽/空(各6,400円)
沖縄県内最大級のガラス工房で、数多くの沖縄県工芸士を擁する沖縄県糸満市の「RGC株式会社」が手がけた。不均一で厚みのあるガラスに浮かぶ小さな気泡の数々は、手作りで仕上げる琉球ガラスならではの個性や味わいだという。ブルーとオレンジの2色を取りそろえる。ブルーは沖縄の鮮やかな海と空、「ロースタリー 東京」のそばを流れる目黒川からインスパイアされた。一方オレンジは、沖縄に降り注ぐ陽の光、「ロースタリー 東京」のシンボルでもあるカッパー キャスクやコーヒーの香りをイメージしている。
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◆JIMOTO Made+ 墨田 江戸切子グラス237ml(44,000円)
墨田区認定の江戸切子専門工房「すみだ江戸切子館」の職人が手がけた。目黒川のせせらぎをイメージしたブルーのグラスで、コーヒーやお茶、アルコールのほか、アイスクリームを入れるなど食事にも使えるよう背の低いロックグラス風に仕上げた。「麻の葉紋様」をはじめとする和の伝統模様をあしらいつつも、モダンなアシンメトリーのレイアウトとした。切子職人が線の太さや深さ、角度を調整したカットは、光を集めて反射し、宝石のように輝くという。
◆JIMOTO Made+ 萩マグ355ml薄藍/薄桜(各5,500円)
山口・萩市の窯元「萩陶苑」が手がけた。萩焼の象徴とも言えるやわらかい風合いで“コーヒーのアロマを感じやすい”丸みを帯びたマグカップに仕上げた。器の表面にある細かい貫入(ヒビ模様)に茶渋などが浸み込み、趣が変わる様子は「萩の七化け」といわれ、年月とともに移ろう表情の変化も楽しめるという。ブルーとピンクの2色を取りそろえる。ブルーは「ロースタリー 東京」のそばを流れる目黒川を、ピンクは川沿いの桜並木をイメージした。
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◆JIMOTO Made+ 中予マグ ヨシュア工房 296ml藍/白(各7,500円)
愛媛・砥部町の「ヨシュア工房」が手がけた。砥部焼の最大の特徴でもある深い青色「呉須色」を使い、“スタイリッシュ”なマグカップに仕上げた。ヨシュア工房独自のブレンドで生み出された「ヨシュアブルー」と表される深い青は、職人が幼いころから親しんできた瀬戸の海がヒントになっているという。職人が一点ずつエアーブラシを吹き付け、グラデーションに仕上げた。竹の節を思わせるデザインは、かつて「ロースタリー 東京」が位置する目黒エリアの随所に見られた竹林をイメージしたという。