「沖縄勝連生もずく」販売拡大へ、JALUX、沖縄県うるま市の勝連漁業協同組合、「名代 富士そば」のダイタン商事の3者が包括連携協定締結、協定第1弾は「生もずく冷やし特撰富士そば」などを「名代 富士そば」で発売
JALグループの商社JALUXは6月5日、勝連漁業協同組合(沖縄県うるま市)と「名代 富士そば」を展開するダイタン商事(東京渋谷区)と沖縄勝連生もずくの価値向上やブランディング、販路拡大等を目指して包括連携協定を締結したと発表した。取り組み第1弾として、名代富士そばで「勝連生もずく」オリジナルメニューを販売する。
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名代 富士そばで販売するオリジナルメニューは、ダイタン商事で勝連生もずくを使用したオリジナルメニュー開発の社内コンテストを実施し、そこで選ばれたもの。生もずくならではの食感やおいしさを楽しめる商品を発売する。
発売商品は、7月1日発売の「沖縄勝連生もずく(小皿)」税込240円と8月1日発売の「生もずく冷やし特撰富士そば」税込690円。そのほか、一部店舗では、7月1日から「店舗オリジナルもずくメニュー」を発売する。
〈包括連携協定について〉
沖縄県産のもずくは全国シェアの約9割を占め、さらにそのうち約4割を水揚げする勝連漁協と、地域創生や商流の構築、食文化の提案ノウハウを有する JAL グループの商社 JALUX、東京近郊を中心に立ち食いそば屋「名代富士そば」を展開するダイタン商事の3者が連携し、地域産業の課題解決および発展を目指し、継続的な取り組みを展開していく。
6月4日には、沖縄県那覇市で調印式を開催した。調印式には、沖縄県、うるま市および沖縄県もずく養殖業振興協議会もオブザーバー参加した。
◆目的
包括連携協定では、「勝連漁協が生産するもずくの全国的な認知度向上」を目指す。さらに、「沖縄県とうるま市が有する栽培環境、美しい海、歴史を伝え、食と地域の魅力を発信し、持続可能な漁業の構築に寄与すること」を目的とするという。
◆協働事項について
包括連携協定の3者の協働事項は、〈1〉沖縄勝連生もずくを活用した商品開発に関すること〈2〉沖縄勝連生もずくの物流および販路拡大、消費拡大に関すること〈3〉沖縄勝連生もずくの年間を通した戦略に関すること〈4〉沖縄勝連生もずくの更なるブランディングと、認知度向上に関すること〈5〉地域産業の振興に関すること〈6〉その他3者の協議により決定した事項に関すること――。