デニーズ、9月26日グランドメニュー改定、改定に伴い約4割の商品で30円から70円の値上げ、モーニングやランチでは価格据え置き、新メニュー35品、リニューアル18品の53品
セブン&アイ・フードシステムズが展開するデニーズは9月26日、グランドメニューのリニューアルを実施する。
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デニーズがグランドメニューを改定するのは1年6カ月ぶり。また、昨今の情勢から原材料価格やエネルギーコスト、物流費の高騰が続き、今回の改定で全体の約4割弱の商品で30円から70円の値上げを実施するとしている。ただし、日常性の高いモーニング、ランチ時間帯の「日替わりプレート」などの人気メニューでは価格を据え置くという。
リニューアルするメニューブックの表紙には、江口寿史氏のイラストを採用した。また、サラダに使用するフレッシュ野菜は全て国産にするほか、パスタメニューのメニュー数を増やすなどの変更を行う。モーニング・ランチの時間帯にも新たなメニューを用意、新メニュー35品、リニューアル18品の計53品の改定を実施する。
〈新メニュー、ブラッシュアップメニュー〉
価格は各税込表記。
「アボカドとなすのサラダ」605円。
「生ハムシーザーサラダ」605円。
「イベリコベーコンの田舎風トマトソース」1,309円。
「海老とアボカド たらこソース」1,089円。
「ミニッツステーキ丼 みそ汁つき」1,782円。
「サーロインステーキプレート」2,959円。
「クレオールグラタン」550円。
「抹茶ブラウニー」649円。
一部店舗では販売していないメニューや仕立て、価格が異なる場合がある。テイクアウト、宅配メニューも同日に改定する。
◆デニーズの取り組み
デニーズは、「お客様の近くで、ひと皿に生きる活力と楽しさ、そして心の豊かさを提供する」ことを目指し、2023年9月からは著名なシェフによるメニュー監修などで商品力の向上を図ってきたとしている。そうした知見と、消費者の変化するニーズや意見等を生かしてグランドメニューを改定するという。
今回の改定で最も手を加えたのは、サラダとパスタメニューとしている。サラダに使用するフレッシュ野菜を全て国産に変更、パスタメニューでは新たな食材を導入するなど具材感をアップしてメニュー数も増やすとしている。